うまスクエア

今週の裏ネタ[2018年7月5日]

有馬記念出走のために

障害・平地での二刀流を目指すオジュウチョウサンが本命だ。前走の中山グランドJは従来の記録を3秒6も更新する大レコード。無尽蔵のスタミナを誇り、エンジン性能も並外れている。障害と平地ではレースの形態が異なるとはいえ、基本的には絶対能力の高さが重要だ。500万の相手なら4年8ヶ月ぶりの平地のレースでも負けられないところだ。

和田郎師は「久々でもしっかりと仕上げた。いい状態で使えるのでレースが楽しみ」と話している。陣営の目標は平地で1勝して、ファン投票制度のある有馬記念で平地G1に出走させること。平地未勝利ではG1にはエントリーできないため、まずはここで1勝を挙げなければならないと、力の入る1戦。

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休み明け2戦目になるミッキーグローリーが狙い目だ。前走のむらさき賞は久々が影響してレース序盤で折り合いを欠いたのが痛かった。前半のロスが響いて末脚が甘くなったが、それでも昇級初戦でクビ＋ハナ差の3着ならばクラスにメドが立ったと言える。1度使われたことでガス抜きができて、落ち着きが出てきたのは好材料。

佐藤助手は「素質はオープン級。叩き2戦目で今回は決めたい」と意欲を見せている。以前には1年半に及ぶ長期休養もあったが、復帰後も安定して力を見せる事が出来ているように、関係者の言葉通り力は上級条件でも通用。ここで準オープンをクリアしたいところだ。

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今年に入って1000万、1600万を連勝。オープンに昇級した前走のエプソムCでもコンマ3秒差の4着に好走したサーブルオールを狙う。1年近い長期休養があって出世が遅れていたが、問題のあったトモの状態が良くなった事で完全に本格化。今週の追い切りの動きも絶好で、重賞初制覇のチャンスだ。

萩原師は「福島コースは問題ないし、2000Mの距離も守備範囲」と語っている。2走前の美浦Sが、今回の福島コースと似た形態の中山で行われたレースでのもの。適性的にも十分期待できる。

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パイルーチェの前走は降級戦。陣営としても期待して送り出した1戦であったが、スタートで出遅れて流れに乗れなかったのが痛かった。それでも最後は4着まで追い上げているのだから、やはり500万では能力が上と言える。

しかも前走は「フケの影響もあったみたいだ」と鈴木伸師。ただの敗戦ではなく、そういった裏事情もあってのワケアリの敗戦であったという話だ。福島では現級勝ちの実績があり「状態も上向いてきたので、降級2戦目の今回は改めて期待したいね」とトーンは引き続き高いまま。ここで勝ち上がりの可能性が高い。