今週の裏ネタ[2018年6月14日]
東京でメイチ態勢
土曜東京9R
八丈島特別
ジュンヴァリアス
一発返り咲き狙う
降級馬のジュンヴァリアスに期待する。前走の調布特別ではスローペースでこの馬にとっては流れが向かなかったものの、直線では究極とも言える上がり32秒9の脚を使って2着に追い上げた。“負けて強しとはまさにこの事”と言える内容で、1戦毎に着実に力をつけてきた印象だ。
4歳馬のため今回は500万に降級しての1戦だが、クラスが下がれば当然チャンスは大きいだろう。管理する畠山吉師は「東京ならマイル戦も十分に守備範囲内。引き続き状態もいいので、ここは決めたいね」と一発での1000万返り咲きを狙っている。
土曜東京11R
ジューンS
マイネルラフレシア
一変の材料とは!?
マイネルラフレシアのここ数戦はテンの行きっぷりが悪く「力を出し切れていないレースぶりだ」と管理する高橋裕師も、この馬本来の走りを見せられていないと考えている様子。ただし、今回は本領発揮できる"きっかけ"になる材料があるというのが師の認識。
それが『道悪』である。近走で最も着順をあげた昨秋の甲斐路Sが、馬場差が計測できないほどの歴史的な極悪馬場。これを難なくこなしての4着好走で、しかも本馬より前にいたのは、エプソムCを制したハクサンルドルフなど、重賞で実績を残していた実力馬なのだ。「状態は悪くないし、まだ5歳で老け込むような歳でもない」と師の本馬に対するトーンは落ちていない。金曜からの雨予報で時計が掛かるようなら、一発のシーンがあっておかしくない。
日曜東京10R
青梅特別
ブライトリビング
東京でメイチ態勢
昇級戦の前走でいきなり2着に好走したブライトリビング。古馬になってから500万では安定して結果を残してきたが、ここにきて牡馬混合の昇級戦でも好走するのだから、確実に力をつけてきていると言っていいだろう。
担当する小林助手は「使い込むと体がカタくなる馬だが、今のところその兆候が見られなくて、依然としていい状態をキープできているんだ」と、安定している要因を馬自身の好調ぶりであると考えている。また「ワンターンの東京コースが得意で立ち回りが上手い馬。今回も崩れないと思う」と、コース設定も相まって強気の姿勢を見せている。ここは本馬にとって春ラストの東京戦。メイチの態勢で勝ち負けに持ち込む構えだ。