今週の裏ネタ[2018年4月19日]
東京まで待って勝負
土曜東京9R
新緑賞
マイネルキラメキ
本当は左回りが得意
初勝利は中山で記録しているマイネルキラメキ。しかし、和田雄師に言わせると「本当は右手前で走るのが得意な馬」とのこと。最後の直線を右手前で走る左回りの方が終いの伸びが良く、現にデビュー2戦目では33秒9の速い上がりをマーク。中山から東京へコースが替わるの大きなプラス材料だ。
もちろん関係者もこの東京を狙ってきており、和田雄師も「距離は長ければ長いほうがいいタイプで、東京の2300Mは絶好の条件。前走(山吹賞4着)以上にやれるはず。力の入る一戦ですよ」とキッパリ。
土曜東京10R
府中S
サンティール
東京一本で待機
昇級戦だった前走の初音Sをクビ差2着に好走したサンティールがクラス2戦目で決めそうだ。その前走は直線で外から突き抜ける勢いで伸びながら、最内を突いた勝ち馬の末脚に惜しくも屈したものの、とは言え、内外のコース取りの差を考えれば勝ちに等しい競馬で、いきなりからクラスにメド。
今回2ヶ月ほど間隔は開いたことについて鹿戸雄師によると「東京を使いたかったので、前走後はここ一本で待機していた」とのこと。続けて「ここに来て心身ともに充実して、期待通りの活躍を見せてきた。状態は絶好だし牡馬相手でもチャンス」とイキナリからの構えだ。
日曜東京9R
石和特別
エフティスパークル
ワケありの敗戦から反撃
ひと息入れて立て直されながら、またも6着と結果を残せなかった前走のエフティスパークルだが、実はワケありの敗戦で、鹿戸雄師も「エビちゃん(蛯名騎手)らしからぬ騎乗で悔いの残るレースだった」と珍しくご立腹。聞くと、勝負どころで他の馬が動いて行ったのに、1頭だけジッとしたまま。結果的に位置取りを悪くしてしまい、最後は脚を余したとのこと。
確かに一緒に動いていればもっと際どい勝負になっていたはずで、悔いの残る競馬となってしまったというのが本音。それだけに今回は反撃に力が入っており「状態は変わりなくいいので、流れに乗れれば十分巻き返せる」と鹿戸雄師。もちろん蛯名騎手も前回を教訓にした競馬をするはずで、ここは雪辱を期す一戦だ。
日曜東京10R
鎌倉S
プリサイスエース
東京まで待って勝負
得意の東京開催を待っていたプリサイスエースの差し切りが期待できる。前走の銀蹄Sは7着も、直線で前が詰まり仕掛けが遅れるロスが響いたものの。3走前の銀嶺Sでは2着しているように、元値の能力はこのクラスでも上位ランク。
奥村武師も「スタートが遅いので今回も後ろからの競馬になるだろうな」と前置きしつつも「でも展開がハマれば十分に勝ち負けは可能。3ヶ月の休み明けでもここを狙って仕上がりは順調。楽しみな一戦」と期待十分。確たる逃げ馬は不在でも、好位で立ち回りたい馬は多く、極端なスロペースにはならない組み合わせ。3走前のようにスムーズな立ち回りが出来れば、まとめて差し切る場面は十分だ。