うまスクエア

今週の裏ネタ[2018年3月15日]

昇級初戦でも即通用

シャララは切れ味には欠けるタイプだが、しぶとい粘りが身上。その意味でも瞬発力勝負になりやすい東京よりも中山向きで「距離もマイルぐらいが合っているよ」と管理する上原師。1回中山で出走した前走の後は東京開催をパスしてここに照準を合わせて調整されてきた。

師は「前走は逃げの形をとったが、他に行く馬がいれば好位に控えても大丈夫。スタートを決めて先行態勢が取れれば今回も崩れることはないと思う」と展開面についても言及。中山ならば安定して力を出し切る事が可能だろう。

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ここの主力はいずれも差し・追い込みタイプ。展開からは前に行ける馬が有利と見て、機動力のあるエネスクから入ってみたい。前走のアレキサンドライトSは57キロのトップハンデを背負っての3着好走。力は間違いなく現級上位だ。

管理する和田雄師は「短期放牧を挟んでいい感じに仕上がった。定量戦に替わるのは絶対に有利なので、前々につけてこの馬の競馬ができればチャンス十分」と期待を寄せている。現級突破を果たす好機と言える1戦だ。

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1番人気で9着に敗れた阪神JFの雪辱を期すロックディスタウンが本命だ。レース前からイレコミがきつく、道中は折り合いを欠いたのが敗因。精神面に課題を残す結果となったが、札幌2歳S勝ちの実績からも能力が高いことは確か。

ひと息入れて落ち着きが増してきたのはプラスで、今回騎乗する池添騎手は「上手に折り合って走る事が出来れば楽しみだよ」と語っている。G1戦線に向けても好結果を残したい1戦だ。

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長期休養明けをポンポンと連勝して一気にオープン入りを果たしたハットラブの3連勝を期待する。ここ2走がいずれも余裕のある勝利で、53キロの手ごろなハンデならば昇級戦でも力は即通用するはずだ。

管理する菊沢師は「中山ダート1200M戦は3戦3勝の好成績。中2週でもデキ落ちはないので、好レースを期待している」と話していた。本レース唯一の牝馬ではあるが、ここ2戦のパフォーマンスを考えれば十分に通用していい。狙いは妙味ある昇級初戦。

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