今週の裏ネタ[2018年3月8日]
不振脱却の一歩を
土曜中山9R
房総特別
イノバティブ
今回は意思疎通を
前走はテン乗りの騎手で掛かるのを怖がって引っ張ったままで全く競馬になっていなかったイノバティブ。管理する相沢師も「掛かるので乗り難しさはあるが、今回は2走前に乗った勝浦騎手に手を戻す。『ちゃんと乗ります』と言ってくれたので期待したいね」と巻き返しの声をあげている。
週中に相当量の降雨があるため道悪が残りそうな馬場状態だが、陣営に言わせれば「大歓迎」とのこと。前走にしてもシンガリから上がり最速で追い上げる脚は見せており、力は現級でも十分通用。前半の追走がもう少しまともになれば、勝ち負けに持ち込める可能性も。
土曜中山10R
サンシャインS
ステイパーシスト
東京をパスしてのここ
中山2500M戦を得意としているステイパーシストが狙い目。前走後は東京開催をパスしてここに備えてきただけに、2ヶ月ぶりでも仕上がりは万全。
管理する尾関師は「ステイゴールドの仔だから道悪は本来上手いはずだが、小柄な馬なので極端に悪化して、力の要る馬場になるとどうか」と、週末の馬場状態に案外慎重な姿勢を見せながらも「それでも能力的には十分にチャンスだからね」とキッパリ。やはり期待の方が大きい様子だ。
日曜中山10R
東風S
ロジチャリス
不振脱却の一歩を
昨年の3着馬であるロジチャリスに注目。ここ3戦は惨敗続きだが、G1の安田記念で厳しい競馬をした反動で昨秋は本調子になかったよう。前走後は放牧で馬体を立て直した効果があり、今週の追い切りでは中山牝馬Sに出走するフロンテアクイーンに1馬身先着する絶好の動きを見せた。
管理する国枝師は「ようやくいい頃の雰囲気に戻ってきた。良績ある中山マイルで期待したい」と話している。ここ最近は2ケタ着順が続いているが、昨年は当レースで好走した直後に重賞も制覇。復調気配の感じられる今回は軽視できない存在。
日曜中山11R
アネモネS
ハーレムライン
得意舞台で3連勝を
中山・東京の2場でマイル戦を連勝中のハーレムラインの3連勝に期待する。2走前に当地で走った未勝利戦の勝ち時計が優秀で、中山コースへの適性は高い。
管理する田中清師は「馬が大人になり競馬を覚えてきた。気の悪い血統だけどジョッキーが手の内に入れて積極的にのれるようになったのも大きい。中山向きの先行力があるし、今回も好勝負になると思う」と語っている。