今週の裏ネタ[2014年05月08日]
一発大駆けを狙っている
日曜東京11R
NHKマイルC
ロサギガンティア
一発大駆けを狙っている
NHKマイルCは快速ミッキーアイルが断然人気になりそうだが、秘かに一発大駆けを狙っているのが、ロサギガンティア陣営だ。期待された皐月賞は直線の伸びを欠いて10着に敗れたが、藤沢和師は「2000mの距離が少し長かったみたいだね。結果が出ている東京のマイル戦で改めて期待したい」と話していた。柴田善騎手も「皐月賞の時は直前になってカイバが落ちて、いつもの元気がなかった。今回はすごくリラックスしていい雰囲気だし、カイバを食べて体もふっくらしている。東京のマイル戦は馬自身が競馬を知っているので、いい走りが出来ると思う」と巻き返しに意欲を見せていた。
日曜東京11R
NHKマイルC
ウインフェニックス
4着した時のイメージで
7分の3の抽選をクリアして賞金900万のウインフェニックスが無事、NHKマイルCの出走を決めた。前走のニュージーランドTは先行策に出て5着だったが、奥平師は「前々の競馬だと持ち味が生きない感じ。脚をためて終い勝負の方が良さそうだね。新潟2歳Sでハープスターの4着した時のイメージで今回は控える競馬をさせたい。使いつつ状態は上向いているし、今回は速い逃げ馬がいるのでペースは上がると思う。力は通用するはずなので、後はうまく展開が嵌ってくれれば楽しみ」と笑顔で語っていた。
日曜新潟11R
新潟大賞典
ユールシンギング
陣営の期待はやはり!
新潟大賞典に勢司厩舎はユールシンギングとレインスティックの2頭を出走させる。左回りコースが得意なレインスティックも決してノーチャンスではないが、陣営の期待はやはり4歳と若いユールシンキングの方だろう。大塚助手は「休み明けの中山記念は道悪で力を出せなかったが、前走の中日新聞杯は、この馬本来の鋭い脚を見せてくれた。カリカリした気性が徐々に治まってきた上に、体の緩さも解消されて全体的にしっかりしてきた。右回りよりも左回りの方が走りがスムーズで、芝状態のいい新潟なら、例え雨が降っても大丈夫。スムーズな競馬ができれば間違いなく勝ち負けになると思う」と大きな期待を寄せている。
日曜東京10R
ブリリアントS
シビルウォー
帝王賞へ向け好発進を!
ダートで11勝を記録している古豪シビルウォーが、日曜東京10RのブリリアントSで4ヶ月半ぶりに復帰する。最近は地方の交流重賞を専門に使われており、JRAのレースに出走するのは、一昨年のJCダート(9着)以来になる。戸田師は「目標はこの後の帝王賞だが、その前にひと叩きする事にした。休み明けでもシッカリと乗り込んできたので、力を出せるデキにある。ハンデは見込まれたが、東京の2100m戦は実績があるので恥ずかしい競馬にはならないはず。帝王賞へ向けて、いいスタートを切って欲しい」と語っていた。
日曜東京12R
日吉特別
サウンドトゥルー
降級前にベスト条件で!
日曜東京12Rの日吉特別は、春の中山開催で3戦連続3着に惜敗しているサウンドトゥルーが注目馬。高木師は「ジョッキー(蛯名騎手)は中山でも大丈夫と言っていたけど、不器用な馬だからコーナーを4回も回る小回りの中山は、やはり合わない。実績が示すとおり、コーナー2つの東京1600m戦がベストだね。芝スタートで大きく置かれさえしなければ、終いは確実に伸びてくる馬だから、前走以上はやれるはず。まだ4歳なので、ここを勝っても直ぐにまた1000万に降級するので、勝ち得の一戦。その為にもココは決めたい」と、コース替わりで一発を狙っている。
土曜東京10R
緑風ステークス
トーセンハルカゼ
惨敗続きに理由あり!
土曜東京10Rの緑風Sは、良馬場を条件にトーセンハルカゼの一発が不気味。ここ2戦は東京の早春Sが2秒8差の10着、中京の名古屋城Sが3秒6差の12着と惨敗続きだが、何れも道悪で力を出し切れなかったもの。鈴木助手は「トモが甘い馬なので渋った馬場だと脚を滑らせて全く力を出せない。ここ2戦は参考外のレース。惨敗したおかげで今回はハンデも恵まれた。スローの上がり勝負が合う馬で、今回は展開も有利に運びそう。東京は2勝の実績があり、パンパンの良馬場なら十分にチャンスはあるはず」と意欲満々。