今週の裏ネタ[2018年3月1日]
ジンソクに迫った走りを
土曜中山9R
潮来特別
ウインヴォラーレ
地元なら負けられない
現級勝ちの実績を持つウインヴォラーレに期待する。京都に遠征した前走の睦月賞は1番人気で3着に敗れたが、手塚師は「長距離輸送が堪えた。腰が甘い馬なので、馬運車の中で長時間立っていたのがマイナスだった」と敗因を分析している。
2走前は今回と同じ中山2500M戦のグッドラックHをクビ差2着している通り、地元開催なら巻き返しのチャンス。今回が惜敗続きにピリオドを打つ1戦となるだろう。
土曜中山11R
オーシャンS
ナックビーナス
ここがベストの舞台
昨年の2着馬ナックビーナスを狙う。中山コースは[2.3.1.0]の好成績が示す通り、最も力を発揮できる舞台だ。前走のシルクロードSは外枠が響いた分の5着も、コンマ4秒差ならば悲観する必要はない。
田面木助手は「今週の追い切りが抜群の動きで、仕上がりは万全。フワっと気を抜く癖があるが、乗り方ひとつで十分にチャンスはあると思う」と語っている。
日曜中山9R
スピカS
ウイングチップ
いざ待望のOP入り
前走は後手に回った分だけ届かなかったが、直線は鋭い脚を使って2着まで追い上げたウイングチップ。厳しい展開を考えると健闘と言える部類のパフォーマンスであったと言える。
以前は乗り手に反抗するような気の悪さがあったが、ここにきて去勢効果が見られレースぶりがよくなってきた。「元々素質を高く評価していた馬だし、一気にオープン入りを決めてほしいね」と管理する宗像師も大きく期待している1戦だ。
日曜中山10R
総武S
コスモカナディアン
ジンソクに迫った走りを
前走の東海Sを2着に好走したコスモカナディアンが本命だ。勝ち馬テイエムジンソクには3/4馬身差だけ及ばなかったものの、3着以下には6馬身の差をつける好内容。一時のスランプを脱して完全に復調してきただけに、メンバーの軽いオープン特別ならば圧勝しても不思議はない。
管理する金成師は「フェブラリーSを除外された影響はなく順調に来ている。ここは決めたいね」と意欲満々。G1でも人気を背負った実力馬相手に迫った走りをもう1度見せる事が出来れば、まず勝ち負けに持ち込めるだろう。