うまスクエア

今週の裏ネタ[2017年11月23日]

調教師も強気の1頭

前走のテレビ静岡賞で12着と大敗を喫したレッドゲルニカの反撃がありそうだ。その前走はスタートで大きく出遅れて最後方に置かれる致命的な不利。しかも脚抜きの良い馬場で、時計の速い決着となり前も止まらずでは万事休す。参考外としていい。

本来は好位につけ、直線でひと脚使うのが好走パターン。津曲助手は「短期放牧を挟んでの調整で状態はいい。もともとオープンでも好走していた馬。準オープンなら力は上だし、改めて期待したい」と巻き返しに意欲満々だ。

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G1馬が5頭も出走した“スーパーG2”とも言える前走の毎日王冠を、コンマ4秒差4着に好走したダイワキャグニーを狙う。4ヶ月半の休み明け、初めての古馬それも一流馬相手に、先行態勢から渋太く粘ったもので、キツイ条件だったことを踏まえれば上々の内容。

今回は重賞からオープン特別に替わり、菊沢師も「左回りは走りが安定している。先行力があるので初めてのマイルでも問題ない。今回も相手は骨っぽいけど、好レースになっていい」と期待十分。

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体質が弱く、今までは休み休みでしか使えなかったアルーアキャロルが、中6週と本馬とすれば間隔をあけずに続戦。それだけに新開師も「詰めて使えるのは大きく、いい状態で臨める。前走が完勝と言える強い競馬で、昇級でも力は全く見劣りしない。スタートが上達してきたので1ハロンの距離短縮も問題ない。今回も勝ち負けになると思う」とキッパリ。

体質が弱く出世は遅れたものの、3歳時には重賞2勝馬グレンツェントとハナ差の競馬をしており、軌道に乗ればまだ上を目指せる好素材。ここも一発通過があっていい。

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2着続きのプロディガルサンが惜敗に終止符を打つ。前走の甲斐路Sは水が浮き上がるような不良馬場。瞬発力が武器の本馬にとっては厳しい条件ながら、直線で渋太く脚を伸ばし勝ち馬とクビ差2着。道悪の巧拙の差に泣いた格好だが、それでも勝ち負けするあたりが地力。

準オープンに降級後は2戦とも2着に終わっているが、国枝師は「久々を叩いて馬はかなり良くなっている。いい馬場でロスのない競馬ができれば今度こそだね」と強気の構えだ。

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