今週の裏ネタ[2013年12月05日]
馬体を絞って一発狙う
日曜阪神11R
阪神JF
クリスマス
馬体を絞って一発狙う
阪神JFに出走するクリスマスが馬体を絞って一発大駆けを狙っている。前走のアルテミスSは440キロの馬体で7着に敗れたが、当時を振り返って斉藤誠師は「結果として休み明けで仕上がりが甘かった。プラス体重は成長分と見ていたが、この馬はキッチリ絞らないと走らない事が分かった」と語っている。今回は早目に西下して栗東で調整されているが、今週は古馬オープンのゴットフリートを併せてハードに追われた。斉藤誠師は「4日の計量では428キロ。函館2歳Sを勝った時の体に戻っているので、今度はこの馬の持ち味であるスピードを十分に生かせるはず」と巻き返しに意欲を見せている。
土曜阪神11R
朝日CC
フェデラリスト
次につながる走りを…
朝日チャレンジCで、長期休養していたフェデラリストが7ヶ月振りに復帰する。5歳時には中山金杯、中山記念を勝ち、大阪杯では2着に好走。トーセンジョーダンやローズキングダム、ナカヤマナイトらの実力馬に先着した実績を持っている。当然、完調なら初戦から要注意だが、田中剛師は「ひと追いごとに動きが良くなって、前回の休み明けの時よりもデキはいい。でも520キロの大型馬だけに、イキナリはどうか。やはり、ひと叩きは必要だと思う。この後は正月の中山金杯を予定しているので、今回は次に繋がる走りが出来ればいい」と控え目に語っていた。
日曜中山11R
カペラS
スノードラゴン
突き抜けても不思議はない
カペラSは質・量ともに関西馬が優勢だが、関東馬ではコース巧者のスノードラゴンに期待がかかる。前2走は京都に遠征していずれも6着の成績だったが、高木師は「京都は先行有利で前が止まらない馬場だから、どうしても早目に動かざるを得ない。本来は脚をためて直線で一気に末脚を爆発させるレースが合っている。比較的、前が流れやすい中山なら直線一気の競馬が可能。中1週のため今回はサラッと追い切ったが仕上がりは上々。重賞で外を回しては厳しいが、うまく内が開けばスパッと突き抜けても不思議はないですよ」と一発を狙っている。
土曜中山9R
黒松賞
テルミドール
ゲート練習を積んで巻き返し
黒松賞は中間、入念にゲート練習を積んだテルミドールの巻き返しがありそうだ。2番人気で13着に惨敗した前走の福島2歳Sは、ゲート入りに手こずり、入れ込んでスタートダッシュがつかなかった。押してハナに立ったが、テンに無理をした分、最後は脚が止まってしまった。奥平師は「今回はゲート先入れを命じられたが、十分に練習を積んできたので、もうゴネることはないと思う。中山1200M戦は2走前に3着した実績があり、この馬には合っている。本来、スタートは速い馬なので、無理なく先行態勢が取れれば、メンバー的に見てもチャンスは十分」と話していた。
日曜中山9R
舞浜特別
ホワイトポピー
殿負けには明確な理由あり
舞浜特別は、前走1番人気で16着に大敗したホワイトポピーが注目馬。高橋裕師は「前走は、スタート直後の先行争いでブルーモントレーと馬体を接触して外傷を負ってしまった。その後はもう競馬にならず、3コーナーからズルズルと後退。馬主さんは故障したのかと心配したそうだけど、あれは完全に参考外の一戦。その前は、中山・新潟で連続して2着に好走しているように、このクラスはすぐに勝てるだけの力を秘めている。仕切り直しのレースに向けてキッチリと立て直したので、改めて期待だね」と語っていた。
土曜中山10R
幕張特別
オペラダンシング
続・尾形充厩舎の今週一番
先週の当コラムで『尾形充厩舎の今週一番』として紹介していたワンダーロードが勝ち、2ヶ月振りに白星を飾った尾形充厩舎。今週の期待馬は幕張特別に出走するオペラダンシング。新潟に遠征した前走は9着に敗れたが、勝負どころで前が詰まる不利が痛かった。尾形充師は「脚を余しての敗戦で最悪の展開だったね。前走後は十分に間隔をあけて調整した甲斐があり、コースで追った今週の追い切りが絶好の動き。だいぶ人気が落ちたみたいだけど、1000万はいつでも勝てる馬。今回は秘かにチャンスと見ているんだ」と期待を寄せていた。