今週の裏ネタ[2017年10月5日]
確かな成長感じる秋
土曜東京9R
西湖特別
ブライトンロック
自己条件なら大威張り
全くの人気薄ながら重賞のレパードSでも4着に好走したブライトンロック。折り合いに課題があった馬だが、前走は道中でしっかりと脚がたまって上がり最速を記録。春から見ると成長の跡が見られ、だいぶ力もつけてきたと言えるだろう。
管理する田中清師は「末にあれだけいい脚を使えることがわかったのは収穫で、自己条件にまわる今回は力が入るね」と語っている。これまでも強力メンバー相手に善戦を続けてきた馬で、十分に1000万条件でもやれる存在だ。
日曜東京9R
鷹巣山特別
ロードリベラル
前走の敗戦を糧に
「前走はパドックからイレ込みがキツく、その影響で十分に力を出し切れなかった」と尾形和師が語るロードリベラル。前との差を詰めきれずの敗戦に疑問符が浮かんだが、この話を聞いて度外視可能だと納得した。
「テンションを上げないように今回は追い切りを軽くしてソフト仕上げで臨む」と語るように今回はしっかりと対策を練っての実戦。重賞のラジオNIKKEI賞を3着したように能力は高い馬なので、当日落ち着いて走れば勝機は十分にあると見ている。
日曜東京10R
テレビ静岡賞
レッドゲルニカ
定量戦で今度こそ
昨年暮れのフェアウェルSで現級を勝っているレッドゲルニカに期待する。2走前にはオープン特別の欅Sを3着に好走しており、今回のメンバーでは1枚抜けている。放牧で3ヵ月半ぶりの出走になるが、気性的に休み明けを苦にしない点も買い材料。
津曲助手は「前走はトップハンデの58キロを背負ってハナ差2着に惜敗したが、内容的には勝ちに等しい競馬。定量戦に替わって今度こそ」と話している。10戦して1度も掲示板を外していない安定感を武器に再びの現級勝ちを狙う。
日曜東京11R
毎日王冠
ソウルスターリング
確かな成長感じる秋
G1馬が5頭も出走する豪華メンバーだが、本命には紅一点の3歳馬ソウルスターリングを取り上げる。オークス以来4ヵ月半ぶりの出走になるが、入念な乗り込みで久々を感じさせない絶好のデキに仕上がった。
管理する藤沢和師は「気性がおだやかとなり、体が大きくなって確かな成長を感じる。相手は強いけど、東京は得意だから楽しみ」と語っている。前走のオークスにしても先行してから抜け出す脚は鋭く、この東京1800Mという舞台に替わってもパフォーマンスを落とすことはないだろう。