今週の裏ネタ[2014年04月17日]
関東馬のエース格!
日曜中山11R
皐月賞
イスラボニータ
関東馬のエース格!
ハープスターの1強ムードだった桜花賞とは一変して、今週の皐月賞はどの馬にもチャンスがありそうな混戦レース。その中にあって関東のエース格と見られているのが、ただ1頭の重賞2勝馬イスラボニータ。父フジキセキはマイラー色の濃い血統で、今回は初の2000mの距離克服がカギとなりそうだ。自身初のクラシック取りに燃える栗田博師は「他のフジキセキ産駒の写真と見比べて貰えば分かるが、ウチのはゆったりした体型で、マイラーと言うよりも、もっと長い距離に向いたタイプ。柔らかい走りをするのがセールスポイントで、2000mは問題なくこなせるはずだよ」と、お大一番を前に余裕を見せていた。
日曜中山11R
皐月賞
クラリティシチー
アノ時と雰囲気が…
2004年の皐月賞をダイワメジャーで勝った上原師が、伏兵クラリティシチーで2度目の勝利を目指す。新馬勝ちしただけの1勝馬ながら、6戦して全て3着以内の安定した成績を収めている堅実タイプ。上原師は「前が詰まったり、外々を回る不利が続いて惜敗を繰り返しているが、他の皐月賞出走馬と比べても決して力は見劣らない。ダイワメジャーが勝ってからちょうど10年目。メジャーの時も人気(10人気)がなかったが、内心では大いに期待していた。何となくアノ時の雰囲気が似ているので“夢よ再び”となればいいね」と秘かに一発を狙っている。
日曜中山10R
オルフェーヴルC
デュアルスウォード
雨乞いをする手塚師
日曜は雨予報が出ており馬場状態は微妙だが「出来れば大雨が降って時計の速いダートになって欲しい」と雨乞いをしていたのが、日曜中山10RのオルフェーヴルCにデュアルスウォードを使う手塚師。「前走の千葉S(10着)は、前が詰まって下手なレースをしてしまったが、中山のダート1200mはベストの条件。もう年だから大きな体調の変化はないけど状態は悪くない。脚抜きのいいダートで時計の速い競馬があっている馬。あとは上手く展開が嵌ればアッサリ勝っても不思議ない。ハンデは見込みより1キロ軽かったし、まだ力の衰えもない。次の中山開催は12月までないので、ここは決めたいね」と手塚師は大きな期待を寄せていた。
日曜中山9R
鹿野山特別
マイネルミラノ
相沢師の今週イチオシ
今週は阪神で重賞のアンタレスSが行われる。相沢厩舎はグランドシチーとクリールパッションの2頭を送り込むが、相沢師の今週のイチオシは日曜中山9R鹿野山特別に出走するマイネルミラノ。「乾いて力の要るダートならグランドシチーも楽しみだが、よりチャンスが大きいという意味ならマイネルミラノだね。気性が悪いという事で知られるステイゴールド産駒で、今までは集中力を欠くようなところが見られたが、前走でカップの深いブリンカーを着けたら最後まで集中して4馬身差の大楽勝。漸く期待通りの走りを見せてくれた。同じ日の弥生賞よりも勝ち時計は速かったので、昇級戦でも真面目に走ればアッサリだろう」と相沢師の鼻息は荒い。
土曜中山10R
総武S
キープインタッチ
古賀慎師の嬉しい誤算
ダート路線に切り替えて2連勝中のキープインタッチが、土曜中山10Rの総武Sで3連勝を目指す。古賀慎師は「ヒザを骨折して1年以上も長く休んだ馬。以前は芝を専門に走っていたが、骨折から復帰後は脚部への負担を考えてダートを使ってみたらポンポンと連勝。まさか、こんなにダート適性が高い馬だとは思っていなかったので、文字通り嬉しい誤算だった。前走は時計が速かったし、レース内容も申し分なし。あの勝ちっぷりなら昇級戦でも不安より期待の方が大きい」と話していた。