今週の裏ネタ[2014年04月10日]
桜花賞の伏兵はコレ!
日曜阪神11R
桜花賞
マーブルカテドラル
桜花賞の伏兵はコレ!
クラシック第一弾の桜花賞は阪神JFで上位を占めた3頭が人気を集めそうだが、伏兵なら阪神JF5着のマーブルカテドラルが面白そうだ。前走のアネモネSは4着に敗れたが、休み明けでまだ本調子にはなかった。上原師は「前哨戦で力を出し切ると本番では消耗が激しいので、前走はビッシリ仕上げず六分のデキだった。1度叩いた今回はベストの出来で臨める。阪神JFの時は使い詰めでピークを過ぎていたが、それでもタイム差は勝ち馬とコンマ4秒。完調ならもっと差は詰まると思うので楽しみにしている」と笑顔で語っていた。
日曜福島11R
福島民報杯
ミエノワンダー
福島開幕週の期待馬
今週から春の福島競馬がスタートする。開幕週の日曜メインはオープン特別の福島民報杯。傑出馬が見当たらず波乱含みの一戦だが、ここにきて急上昇しているミエノワンダー陣営が強気。国枝師は「準オープンを僅か2戦で卒業したように、だいぶ力をつけてきた。全体的に馬がシッカリしてきたし、攻め馬の動きもシャープになってきた。もともと期待の大きかった馬で、まだ良化の余地を残しているけど、徐々に本格化しつつある。相変わらず状態もいいので、昇級戦でも不安より期待の方が大きい」と語っていた。
日曜中山10R
隅田川特別
サクラディソール
10着からの巻き返し
前走は1番人気で10着に大敗したサクラディソールが、日曜中山10Rの隅田川特別で巻き返しに燃えている。尾関師は「勝負どころで外から一気に来られたのが痛かった。展開のアヤで負けたけど、現級では安定した力がある。前走後は放牧に出してこのレースに備えてきた。馬体は430キロをキープしており仕上がりは上々。2走前の若潮特別が好内容で、現状では中山のマイル戦が一番合っている。右回りの方が終いは弾けるので、得意条件に替わった今回は改めて期待したい」と意欲を見せていた。
土曜中山11R
NZT
パワースラッガー
重賞制覇で800勝
2週間の騎乗停止処分を受けていたベテラン江田照騎手が今週から復帰する。現在、799勝をマークしており800勝の区切りに王手をかけている。復帰初日のメイン、ニュージーランドTでは3戦2勝の好成績を誇るパワースラッガーへの騎乗が決まっており、重賞制覇で800勝達成の快挙も夢ではない。同馬を管理する菊川師は「2勝が何れも逃げ切りだが、一介の逃げ馬ではなく好位に控える競馬も可能。相手は強くなるけど素質はこのメンバーでも引けを取らない。ウチの馬で江田照騎手は騎乗停止処分を喰らったので、パワースラッガーで穴埋め出来たらいいね」と人馬にエールを送っていた。
土曜阪神11R
阪神牝馬S
アミカブルナンバー
調教方法を替えた効果
前走の雲雀Sを勝ってオープン入りを果たしたアミカブルナンバーが、阪神牝馬Sで初めて重賞に挑戦する。阪神は昨年暮れに1度走って2着の成績があり、コース相性は悪くない。鈴木康師は「右前脚に腱鞘炎の持病があり、これまでは脚部への負担を考えて坂路だけで調教していた。しかし、オープンを目指すにはもっと負荷をかけなければダメと考えて、前走時からウッドでも乗るようになった。前走勝ちで早速、調教方法を替えた効果が出てきたようだ。何頭か強い馬がいるけど1400mはベストの条件なので昇級戦でも好レースを期待したい」と話していた。
土曜中山10R
湾岸S
グランデスバル
荒れ馬場は大歓迎!
中山競馬場は3~4コーナーの芝の荒れが目立ってきたが「時計の掛かる荒れ馬場は大歓迎!」と喜んでいたのが、土曜中山10Rの湾岸Sに出走するグランデスバルの星野助手。前走の常総Sは6番人気ながら重馬場を味方につけてクビ差2着に好走した。星野助手は「久々の前走がいい調教替わりになって状態は一段と上向いてきた。典型的な晩成タイプで、6歳になった今でも成長しており体全体にいい筋肉がついて凄く力をつけている。自在のレースが出来るようになった強味に加え、杉原騎手も完全に手の内に入れてきたので、今回も勝ち負けになるはず」と明るい見通しを立てていた。