うまスクエア

今週の裏ネタ[2016年10月20日]

師が作戦を披露

母ディアデラノビアに父キングカメハメハ。当然のように芝を使われ結果も残してきたディアデルレイ。ただ、1000万へ再昇級後の2戦が案外とあって、前走で初めてのダート挑戦。もともとダートの稽古はハンパなく動き「稽古通りなら」と関係者も色気タップリだったが、結果は期待通りに2馬身半差の楽勝で、まさにダートで開眼。

今回は準オープンへ昇級するが「クラスの壁は問題ない」が関係者の総意。牧師も「3週前の中山を除外になったが、その分、シッカリ乗り込めたので、久々でも仕上がりは順調。前走と同じ東京マイルなら今回も楽しみ」と連勝を狙っている口ぶりだ。

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この富士SをステップにG1マイルCSを目指すロードクエスト。公式には「目標は先」と語る小島茂師だが、本音は別のようで「今回もいい感じに仕上がっている。得意の左回りなら負けて欲しくない」と話してくれた。

古馬とは初めての対戦となった秋初戦の京成杯AHを快勝。最速上がりで豪快に差し切る強い内容で、ひと夏を越して着実に成長。古馬勢を勢いで圧倒する場面は十分だ。

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前走のカンナSで3着に終わったナリノメジャーだが「外枠とあって、終始、外を回るコースロスが痛かった。でも、厳しいレースを考えれば頑張ったんじゃないかな」と愛馬をねぎらう上原師。

オープンでキツイ競馬を経験した馬が今回は自己条件へ戻っての一戦。上原師も「先行して渋太いところは、父ダイワメジャー譲りのものだろう。折り合いは問題ないし、終いもシッカリしているので、東京の1400Ｍに替わるのはプラス」と話しており、1勝馬同士の争いなら変わり身があっておかしくない。ここは見直しが必要だ。

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休養前は案外の成績が続いていたウインフェニックスだが、復帰後の2戦は2,4着と僅差の競馬。この変身について、奥平師は「放牧へ出して休ませたら、体に柔らかみが出て、いい感じで戻ってきた。それが今の安定感につながっている」と明快な回答。

今回もいい状態を維持できているようで、師は「瞬発力勝負だと分が悪いが、今回は少頭数で淡々とした流れになりそう。松岡と相談するが、思い切って逃げてみても面白いかも知れない」と作戦を示唆。思惑通りに運べれば、あれよあれよの押し切りも十分だ。