今週の裏ネタ[2016年09月15日]
負けられない一番!
土曜中山9R
白井特別
アップクォーク
相手探しの一戦!
重賞に格上挑戦した前走のラジオNIKKEI賞を4着に好走したアップクォーク。それも、スタートで出遅れながら、直線で力強く追い上げる見所十分のレースぶり。さらに、前々走の早苗賞にしても、現1600万のカルヴァリオを下しての勝利で、条件クラスでは明らかに一枚抜けた存在だ。
今回は2ヶ月半ぶりとなるが、中川師は「当初は新潟の最後(弥彦特別)を予定していたくらいだから、久々でも仕上がりは十分」とデキに太鼓判。続けて「1800Mはベストの距離で、自己条件に戻る今回はキッチリ結果を出したい」と勝って当然と言わんばかり。ここは相手探しで良さそうなムードだ。
土曜中山10R
初風特別
キングハート
陣営にメイチ気配
関東馬ながら前回は小倉滞在で勝負態勢だったキングハートだが、結果は2着。星野助手によると「フルゲートの大外枠で終始、外々を回るコースロスが痛かった」とのこと。それでもコンマ1秒差2着するのだから、現級上位の力があるのは間違いない。
今回は中山へ舞台を移しての一戦。星野助手は「これまでの戦績だけ見るとローカルの平坦コースがベストに映るが、中山でも2着したことがあり十分に対応できる。馬場が渋っても問題ないので、そろそろ何とかして欲しい」と今度こその構え。
星野厩舎は2003年を最後に勝ち星が二桁に届いておらず、同馬は貴重な計算できる1頭。それだけに陣営にもメイチの気配が漂っている。
日曜中山10R
レインボーS
ワールドレーヴ
妙味ならG1馬よりコッチ
二ノ宮厩舎と言えば、今週は皐月賞馬ディーマジェスティにマスコミの注目が集まっているが、助手が「この後は2歳馬との入れ替えのために、放牧に出してしばらく休ませる予定。何とか頑張ってもらいたい」と休養前の勝負を匂わせているのがワールドレーヴ。
終い一手で展開に左右されがちだが、ここ2戦は最速上がりを記録して2,4着と、今期はデキの良さも目立っている。差しも決まる中山の馬場なら、一発の魅力は十分だ。
日曜中山11R
セントライト記念
ディーマジェスティ
負けられない一番!
ダービーで先着を許したマカヒキ、サトノダイヤモンドが不在のメンバーなら、皐月賞馬ディーマジェスティの首位が有望だ。
もともと蹄の弱い母系だが、実は放牧先で爪が欠けるアクシデント。そのため爪にプラスチックをはめ、接着剤で固めて保護し、しっかりケア。その甲斐あってすぐに調教ができるようになり、牧場、函館競馬場でシッカリ乗り込みを消化。
美浦へ帰厩後は蹄鉄をクギで打てるまでに回復しており、大事に至らず無事に秋初戦を迎えることができた模様。二ノ宮師も「落ち着きがあって非常にいい状態」と仕上がりには満足げで、菊花賞へ向け負けられない一番だ。