うまスクエア

今週の裏ネタ[2016年06月09日]

復活勝利も十分

特別登録の段階からどんどん頭数が減り、最終的には9頭立て。これも「他の厩舎がこの馬を避けた」と周囲でもっぱらなのがミッキージョイ。

昨年まではなかなか使い込めなかったが、体質強化した年明け後は、コンスタントに使われ、3戦2走2着1回。「ようやく本格化してきた」と関係者も成長振りに確かな手応え。

それを裏付けるのが前走の秩父特別で、スンナリ主導権を奪うと、そのまま後続に何もさせずに3馬身差の大楽勝。ひと言でモノが違った感。

今回はクラス再編成で、再度1000万条件へ出走。関係者も狙っていた鞍だけあって「前回と同じ東京マイルなら、勝ち負けは必至でしょう」と余裕の表情。ここは相手探しの一戦だ。

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東京ダート2100Ｍ戦は、2戦2勝のクールエイジアが絶好の狙い目。前走の1000万条件は、メンバー最速の上がり3ハロン37秒1の脚を使って鮮やかに差し切ると、最後はさらに2着を2馬身突き放しての完勝。ダートの長丁場適性の高さを改めて実証した。

その得意の東京ダート2100Ｍも、1000万条件はここが春の最終戦。それだけに鈴木伸師も「落ち着きが出て掛からなくなったので、今はダートの長めの距離が合う。前走が強い競馬で確実に力もつけている。降級で再度同条件は有利だし、ここは連勝を狙いたい」と必勝態勢だ。

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休み明けをひと叩きしたチャーリーブレイヴに激走ムードが漂っている。前走のオアシスSは果敢に逃げまくりコンマ2秒差5着と見せ場十分の競馬。それも、5ヶ月ぶりの実戦でプラス10キロと重め残りだっただけに大健闘と言える。

実戦を使ったことで型通りに良化しており、尾関師も「ハンデ54キロは思ったよりも軽かった。チャンスは十分」と強気の構え。

脚元の関係で前回はプールと坂路でしか稽古ができなかった馬が、この中間はウッドコースにも入れるなど攻め強化。いかにも狙った調整過程で、ここはガラリ一変もありそうだ。

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阪神に牝馬限定のマーメイドSがありながら、あえて牡馬混合のエプソムSを選択したルージュバック。これも関係者が“勝算あり”と踏んだからこそ。

前走のヴィクトリアMは、結果としてマイルが忙しく、追走に戸惑っていた感。距離適性の差に泣いた格好で5着に終わったが、オークス2着の実績からも、まだまだポテンシャルの高さは見限れない。

今回は2勝を記録している東京芝1800Ｍ戦。大竹師は「東京の1800Ｍは好条件。追い切りの動きが良かったように仕上がりも絶好だ。別定54キロでの出走なら、牡馬相手でも楽しみ」とキッパリ。ベストの舞台に替わり、1年4ヶ月ぶりの復活勝利も十分だ。