今週の裏ネタ[2015年11月5日]
遅れてきた大物
土曜東京10R
ノベンバーS
ショウナンバッハ
断然の力量差
準オープンに昇級後の2戦を3,4着に健闘しているショウナンバッハを狙う。2走前はレース全体の仕掛けが遅れたことにより先行馬が有利に、前走はかなりのスローペースで差し届かずと展開に泣かされたのは否めない。ただ、不利な流れでも大崩れしなかったのは地力の高さの証明でもあり、その点は大いに評価したいところ。
当社分析班も「今回は先行有利の流れになったとしてもメンバーは弱いですし、少頭数ならスムーズに回って来れるはず。ここは地力の違いを見せてくれるでしょう」と猛プッシュ。ここは力差で他馬をねじ伏せること必至だ。
土曜東京11R
京王杯2歳S
トウショウドラフタ
適距離なら狙い目
ここ2走、重賞で大敗が続くトウショウドラフタだが、適距離に戻ったここなら巻き返しに期待したい。前走のサウジアラビアロイヤルCは坂上でパッタリ止まってしまったように現状ではマイルは長い印象。元々スピード能力に秀でたタイプだけに今回の距離短縮は間違いなくプラス。さらには状態面も良好。担当の松下助手に話を聞いたところ「今は落ち着きがあっていい感じ。前走時よりは雰囲気が良くなっていますよ」と笑顔で返答してくれた。
同馬はデビューから3戦してこれまでは7人気→9人気→7人気と常に伏兵扱い。今回も大敗続きでの臨戦とあって、人気薄なのは確実だが、今回のメンバー構成なら勝負にならないほどの力量差のある馬は不在。妙味も考えれば狙ってオイシイ1頭だろう。
日曜東京9R
百日草特別
プランスシャルマン
強敵不在で素直に本命視
ここまで3戦して1勝のプランスシャルマンだが、負けた2戦の勝ち馬はメジャーエンブレムやプロディガルサンといった、来年のクラシックの主役を担おうかといった素質馬。今回は少頭数で強敵不在となれば、素直に評価したい。
何よりも指揮官の斎藤誠師がかなりの自信を覗かせている。厩舎に話を聞きに行ったところ「ココは是非とも勝ちたい一戦」とキッパリ。さらには「長く良い脚を使うタイプで中山よりも東京の方が適性的には合うはず」とも話しており、コース替わりを歓迎しているとのこと。
ちなみに昨年の百日草特別は1着ルージュバック、2着ベルーフ、3着ミュゼエイリアンといずれも3歳重賞を制したメンバー。少頭数ではあるが、来年のクラシック戦線を占う意味でも注目しておきたい一戦だ。
日曜東京11R
アルゼンチン共和国杯
ゴールドアクター
遅れてきた大物
レコード決着だった昨年の菊花賞で3着したゴールドアクター。その後はトモの緩さがあり、無理使いをせずに成長を待っていたが、それが奏功したか函館での復帰戦以降は1000万、1600万を連勝しようやく軌道に乗ってきた。中川師からも「ここに来てようやく体が大きくなってきた。成長を感じるね」と愛馬の成長にお墨付きの発言も飛び出している。
ゴールドアクターにとっても初重賞制覇が懸かっているが、厩舎にとっても初の重賞制覇の大きなチャンス。指揮官は「重賞でも引けは取らない」と話しており、その表情は意欲満々といったところ。今回はGIの谷間でトップクラスの強敵が不在となれば、ここで賞金加算をするのが青写真。父スクリーンヒーローも勝ったこの舞台を制し、今後のGI戦線へ殴りこみをかけたいところだ。