今週の裏ネタ[2013年11月28日]
優秀の美を飾らせたい
日曜阪神11R
JCダート
エスポワールシチー
有終の美を飾らせたい
JCダートがラストランになるエスポワールシチー。手綱を取る後藤浩は「何とか有終の美を飾らせてあげたい」と最後の一戦に腕を撫している。27日には栗東に出向いて自ら負い切りに騎乗したが「これが最後のレースとは思えないほど馬は元気で、攻め馬も抜群の動きだった。担当の厩務員さんも『限りなく全盛期のデキに近づいている』と話していたほど。2走前の南部杯の時はゴール後もまだ伸びそうな走りをしていたので、距離が延びても全く問題ない。競走馬としての最後は良い形で終わらせてやりたい」と熱く語っていた。
土曜中山11R
ステイヤーズS
マイネルキッツ
ロートル馬3頭の中では…
10歳を迎えた古豪マイネルキッツがステイヤーズSに出走する。27日の追い切りでは半弟のマイネルマークと併せて劣勢の動きだったが、国枝師は「元々ズブさのある馬だから攻め馬の動きはこんなもの。さすがに年だから変わり身はないけど、状態はマアマアだね。ステイヤーズSは8歳の時に勝っているゲンのいいレース。年寄りでもスタミナは豊富だから頑張って欲しい。勝ち負けまではともかく、ロートル馬3頭(11歳トウカイトリック・10歳ネヴァブション)の中では最先着したいね」とジョークを飛ばしていた。
土曜中山11R
ステイヤーズS
クリールカイザー
まともに走ればクリール
相沢厩舎はステイヤーズSにクリールカイザーとセイカプレストの2頭を使う。27日にはウッドでこの2頭が併せ馬を行い、クリールが余裕たっぷりに1馬身先着した。相沢師は「セイカプレストは昨年のこのレースで4着に好走したように長丁場は得意。でも、まともに走ればクリールの方が断然上だよ。馬群で揉まれたりするとカーッとなって折り合いを欠く気難しさがある馬だけど、最近はだいぶ大人になって落ち着きが出てきた。スムーズな競馬で折り合って行けば、一発があっても不思議はないよ」と愛馬をアピールしていた。
土曜中山6R
3歳上500万下
ワンダーロード
尾形充厩舎の今週一番
秋の東京2開催は未勝利に終わった尾形充厩舎が、年末の中山開催で巻き返しに燃えている。今週は新馬のツクバホシノオー(日曜中山6R)、前2戦が連続2着のメリーウィドウ(日曜中山2R)など有力馬が揃ったが、中でも尾形充師が大きな期待を寄せているのが、土曜中山6Rに出走するワンダーロードだ。1月の京成杯以来、10ヶ月振りの出走になるが「前回の東京開催にも間に合ったが、中山ダート1800Mで新馬勝ちした馬なので、今開催まで待ったもの。まだ2戦しかしていないが、素質は相当なもの。500万はアッサリ勝って貰わないと困る」と強気に構えている。
土曜中山12R
3歳上1000万下
スマートオリオン
ここは負けられない!!
阪神のゴールデンサドルTに登録していたスマートオリオンは、同レースを除外されたため、土曜中山12Rに回る事になった。この夏は函館で、未勝利・500万を連勝。1000万に昇級した前走(勝浦特別)でも2着に好走した上がり馬だ。鹿戸雄師は「ソエの痛みで低迷していたが、思い切って休ませてから本格化してくれた。これまでは1200Mで好走してきたが、今後は距離を延ばしたいので、阪神の1400M戦に登録したが、残念ながら除外になってしまった。仕方なく中山1200M戦を使うが、走り慣れた距離だし。平場でメンバーも軽いので、ここは負けられない気持ち」と意欲を見せていた。