第1186回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
スイートピーステークス
初のGⅠ騎乗へ!
乗れているホープに注目
日曜日は伝統の一戦、天皇賞春が阪神競馬場で行われるが、その一方で、東京ではオークスへ向けた最終切符を争うトライアル・
スイートピーステークスが行われる。
天皇賞の裏とあって、関西馬は5頭参戦しているものの、関西所属ジョッキーの遠征は少ない。
そんな中で注目したいのは、デビュー2年目の
泉谷騎手、手綱を取るのは
ミツルハピネスだ。
泉谷騎手がデビューから3戦ずっと手綱を取っているお手馬。
デビューから2戦は道悪馬場だったが、良馬場の前走では直線残り400m辺りで抜け出すと、後続を突き放し5馬身差で圧勝してみせた。
この内容から、陣営は俄然東京の舞台に期待を寄せたのは言うまでもない。
よって、オークストライアルのここへ駒を進めて来た。
鞍上の泉谷騎手、まだ2年目ながら今期はすでに昨年の勝ち鞍を上回る21勝を上げ、いよいよ軌道に乗りつつある若手のホープ。
今開催中の新潟開催でも6勝を上げトップと1勝差、春の新潟開催のリーディングも視野に入る活躍ぶりだ。
実は当初、この日曜日も新潟で騎乗を予定していた。新潟で乗っていれば有力馬の依頼は当然多く、メインの吾妻小富士オープンでも前走テーオーケインズの2着だったアッシェンプッテルに騎乗予定だった。
リーディングが狙える位置でもあり、一日でも多く新潟で騎乗していたいところだろう。
しかし、ミツルハピネスがスイートピーステークスを使うことになり、それらを全てキャンセルし東京への遠征を決めた。
そう、それだけの手応えを感じているからの行動だ。
まだ泉谷騎手にはGI出走経験は無いが、ここに来て乗れて来ている彼の行動なだけに目が離せない。
ここで勝つ様なら、初めてのGI騎乗チャンスを掴むことになるが、それがデビューからずっと手綱を取ってきた馬での参戦ならその思いもひとしおだろう。
泉谷騎手とミツルハピネス、注目して見たい!
オススメ!
天皇賞・春(G1)攻略パック・データ・キーパーソン・追い切りから浮上する◎○▲最終結論はこれだ!