第1184回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
青葉賞(G2)
開業初年度からダービーへ!
前走は「東の舞台が見える内容」
今週から6週連続GIがスタート、4週後にはいよいよ日本ダービーがおとずれる。
その日本ダービーと同じ舞台で行われるトライアルレース、
青葉賞が今週土曜日に行われる。
勝ち馬からダービー馬は輩出されていないものの、ウインバリアシオン、フェノーメノ、アドミラブルなど本番で中心的存在になる馬は多く、やはり注目のトライアルと言える。
今年の青葉賞は、フルゲート18頭に21頭が登録、1勝馬が12分の9の抽選となっていた。
そんな中に、関西から抽選覚悟で古川吉洋・菱田・坂井瑠星・池添の4人のジョッキーが挑んでいた。
結果的にその4人とも抽選をクリアし無事レースを迎えられることになった。
4人それぞれに思いはあるのだが、
モンテディオの手綱を取る
池添騎手にはより注目してみたい。
もともとは、2月一杯で解散した松田国英厩舎の管理馬。その松田国英厩舎の管理馬として最後のレースだったすみれステークスでも手綱を取っていた池添騎手、四位厩舎へ転厩して初戦の前走アザレア賞も続けて手綱を取っていた。
転厩初戦ではあるものの、すみれステークスの内容から「勝って青葉賞」が青写真だったのだが、レースでは、直線に向いてこれからと言う時に少し狭くなりやや踏み遅れ、内を巧く抜けて先に抜け出していたリーブルミノルを捉えられず2着に敗れ、青葉賞出走には黄色信号がともってしまった。
それでも、四位師は「東の舞台が見える内容だった」と、予定通りに青葉賞へ駒を進めることにした。
騎手時代にはウオッカとディープスカイで日本ダービーを連覇している四位師、騎手時代から日本ダービーというレースの重みを非常に良く考えており、ダービーへの拘り、思いは強い。
それが伝わっているからなのか、池添騎手も、抽選対象な事は百も承知で「乗りに行きたい」とアピールしたという。
やはり、前走の敗戦に責任を感じるところと、悔しさもあったのだろう。
最低でも2着でなければダービー出走は叶わないここ、その四位師の思いと池添騎手の思いが叶うのか、注目してみたい。
オススメ!
天皇賞・春(G1)攻略パック・データ・キーパーソン・追い切りから浮上する◎○▲最終結論はこれだ!