第1168回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
大阪杯(G1)
鞍上も決意を新た!
今年は真の王者へ
日曜日はGI
大阪杯が行われる。
史上最強馬という呼び声も高いアーモンドアイが引退、昨年の勝ち馬ラッキーライラックも引退、そして昨年のグランプリ馬クロノジェネシス、昨年の牝馬三冠を無敗で制したデアリングタクトの参戦もないものの、昨年の牡馬クラシックを無敗で制したコントレイル、そのコントレイルと春のクラシックで死闘を演じたサリオス、さらに昨年の最優秀短距離馬であるグランアレグリアも参戦し、今年の中距離戦線の勢力図を占うに相応しい戦いが繰り広げられそうだ。
なかでも注目は…
クラシック三冠を含むGI4勝の
コントレイルには改めて注目してみたい。
ここまで8戦7勝、唯一敗れたのが前走のジャパンカップ。ただ相手は、前述通り史上最強馬と呼び声の高いアーモンドアイのラストレース、ましてコントレイルは菊花賞からの臨戦、悲観するものではない。
単純にそのアーモンドアイを物差しにすると、昨春の安田記念で勝利しているグランアレグリアの方が上とも取れる。そういう意味で人気も多少なりとも割れる事だろう。しかし…
ジャパンカップから4カ月の休養を挟んだコントレイルは、どうやら相当な成長を魅せているようだ。
帰厩してからも毎週跨っている福永騎手、「今思えば、よく3000mの菊花賞を勝ったな…と思えるほどスピードもパワーもついている」と言う。馬体にも幅が出て、とにかく大きく成長しているようだ。
今週の追い切りでは坂路を馬なりで50秒6という破格の動きを魅せたが「1200mやマイルくらいの馬になってもおかしくないくらいのスピード能力がある」とも話している。ゆえに、距離短縮は大きなプラスでもある。
今週も日曜日は雨予報が出ているが、皐月賞で荒れ馬場でもスムーズに競馬が出来ていたので心配はしていないようだ。
ジャパンカップのあと、福永騎手は「この馬が負けたのはアーモンドアイだけだったという競走生活にしたい」と決意を新たにし、「出走するレースは全て勝つつもりで挑む!」と公言している福永騎手。その福永騎手が「レースが楽しみで仕方ない」とのこと。陣営も「今の状態でアーモンドアイと戦いたかった」というほどの仕上がり状態。
そのコントレイルの2021年の初陣、改めて注目してみたい。
オススメ!
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