第1152回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
金鯱賞(G2)
臨戦過程は前走以上!
密かに狙っている陣営とは!?
今週の日曜日は、中山・阪神の東西で桜花賞トライアルが行われるが、第3場のローカル開催、中京でも注目の重賞が行われる。
GⅡ
金鯱賞。昨年の勝ち馬はサートゥルナーリア、一昨年はダノンプレミアムで2着にリスグラシュー、3年前の勝ち馬もスワーヴリチャードと、現役トップクラスの馬が春の始動戦として挑んできている。
今年も、そのトップクラスの馬がここから始動する。
昨年の3歳牝馬3冠を無敗で制し、世紀の一戦と言われたジャパンカップでもアーモンドアイ・コントレイルに次ぐ3着と、一線級の古馬相手でも勝ち負けできることを魅せ付けたデアリングタクト。
もちろん注目の存在だが、この後は香港遠征も視野に入れているため、余裕を残した仕上げには違いない。
一昨年の暮れに香港ヴァーズを勝ち、前述の世紀の一戦となった昨年のジャパンカップでは、直線アワヤの競馬を魅せたグローリーヴェイズもここは注目の復帰戦。ただやはり香港遠征が視野に入っているため目一杯ではない。
そこに付け入るスキはありそうだ。
馬券的にも注目してみたいのは…
今年に入って3戦目となる
サンレイポケットだ。
今年初戦の日経新春杯、休み明けという事もあり少し余裕があったようで、終い伸びあぐねて4着。
前走はデキは上がっていたものの、東京開幕週の絶好馬場に加えスローの展開、これを最後方追走では万事休すというもの。誰もがとても届かないと思っていたのだが、大外からグイグイ伸びて来て勝ち馬ポタジェに際どく迫る2着。
6歳を迎えるが、ここに来て地力強化がうかがえ、まさに本格化気配。
今回はしっかり間隔を空け、臨戦過程も前走以上、状態はさらに上がってきているという。
鞍上は、今回が初騎乗となる
秋山真一郎騎手。
昨秋、調教中の落馬事故により戦線離脱。今年の2月に復帰したものの、鞍数を絞っていることもあってか勝ち鞍はまだない。
また、デビュー翌年から毎年の様に重賞タイトルを手にしていたが、昨年は重賞勝ちが無く一昨年の北九州記念以来、重賞勝ちからも遠ざかっている。
本人もその辺りは意識しているようで、このレースに懸ける思いは強いようだ。
デアリングタクトの復帰戦で盛り上がる今年の金鯱賞だが、その影で、密かに狙っている陣営がいる。
サンレイポケット、注目してみたい。
オススメ!
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