第1138回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
阪神11R仁川ステークス
土曜日はこの馬のために阪神へ!
賞金加算へやる気MAX
まだ2月ではあるものの、フェブラリーステークスが終わり、今週の重賞は中山記念と阪急杯、そして次週にはチューリップ賞と弥生賞、早くも春競馬に突入、週をおうごとにクラシックの蹄音が近づいて来る。
今週、土曜日に重賞は無いが、阪神ではリステッド競走の
仁川ステークスが組まれている。
古馬オープンのダート2000m、先週のフェブラリーステークスとは舞台が全く違うので、顔触れもまた趣向の違う馬ばかりの一戦。
アッシェンプッテルもそんな一頭だ。
この時期は、月に1回程度のペースで牝馬の交流重賞が組まれているのだが、クイーン賞2着の後、年明けのTCK女王杯を目標にするも、賞金的に足りず補欠で出走叶わず、アルデバランステークスに回った経緯。
そして今回、またも次週のエンプレス杯が補欠1番手で出走叶わずここへ回って来た。
今の賞金的には、どうしても補欠となってしまうようだ。
クイーン賞では2着に敗れたものの、3着以下には8馬身差を着けており、牝馬限定の交流重賞なら明らかに上位の存在。
よって、出走を確実にするためには賞金加算が課せられた使命、ここはリステッド競走のため勝つ事が条件になる。
前走のアルデバランステークスは7着と敗れたが、クイーン賞以外は実績の無い左回り、そう右回りでこそのタイプで、しかも阪神コースは2勝を上げている得意コース。
鞍上の
藤岡佑介騎手は、ここ数年の冬場は裏開催の小倉を主戦場にしているのだが、土曜日はこの馬のために阪神へ戻って来る。
それはもちろん、このアッシェンプッテルに可能性を感じているからだろう。
アルデバランステークスからは、先着された、勝ち馬ロードレガリスを筆頭に3・4着馬も出走してきているため、恐らく人気にはならないが、陣営と鞍上ともにこのレースに懸ける思いは強い。ぜひとも注目したい一頭だ。
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