第1131回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
共同通信杯(G3)
リアルスティールの再来!
キャリア1戦で自信の東京遠征
土曜日のクイーンカップに続き、日曜日の東京ではクラシック候補生を多く輩出する
共同通信杯が行われる。
一昨年の勝ち馬ダノンキングリーは、皐月賞3着、ダービー2着、それ以前にもスワーヴリチャードやディーマジェスティ、リアルスティール、イスラボニータ、ゴールドシップと、過去10年の勝ち馬からこれだけのクラシック好走馬を輩出しているクラシックを占う一戦。
今年も、その可能性を秘める素質馬が揃っている。
そんな中で注目したいのは…
10月の京都の新馬戦を勝ち、その後休養してここに挑んできた
シャフリヤールだ。
そのデビュー戦は、着差こそクビ差と僅かだったものの、相手は池江厩舎のクラシック候補の筆頭格ヴィヴァン、戦線離脱してしまっているが2戦目でアッサリ勝ち上がっている素質馬だ。
そのヴィヴァンをゴール前で差し切り、ディープインパクト産駒らしいかなりの切れ味を発揮した。
ただ、当時から評価は高かったものの、まだまだ幼く緩さがあった事も確か。それが、まだまだ成長途上ではあるもののこの休養でしっかり成長して帰って来たという。
鞍上は引き続き
福永騎手が手綱を取る。福永騎手は、京都記念にも自らの手でダービーを制したワグネリアンや、前走勝たせたダンスディライトなどがおり、京都で騎乗していればそれなりに有力馬のラインナップが集まっていただろう。
それでも、新馬を勝ったばかりのこのシャフリヤールのために東京遠征を選んだと言っていい。
キャリア1戦で長距離輸送のある東京遠征、相手もGI2着のステラヴェローチェなど強者揃い、課題は多いのだが、それをクリアしてこそクラシックが楽しみになるというもの。
福永騎手にしてみれば、さながら2015年のリアルスティールと言ったところか。注目してみたい。
オススメ!
京都記念(G2)攻略パック・馬券データ・キーパーソン・追い切りから浮上する◎○▲最終結論はこれだ!