第1147回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【根岸ステークス】
1400mの距離が勝敗のカギ!?
本番よりもここが勝負
関西圏の競馬は、今年は京都競馬場の改修工事のため、例年とは違う中京開催から開幕しロングラン開催となっているが、関東圏の競馬は例年通り中山開催から始まり、今週から2開催目、東京開催が開幕する。
その開幕重賞は、今年のJRAGI第一弾となるフェブラリーステークスの前哨戦、
根岸ステークスが行われる。
1月5日のJRA初日こそお休みしていたが、その後3週で、3週連続重賞を制している、今の競馬の中心的ジョッキーである
ルメールは、人気の一角
タイムフライヤーに騎乗する。
今回は、芝時代も含めて初めてマイル未満のレースへ出走。しかし、小回り1700mのエルムステークスなど勝っているものの、乗ったジョッキーからは「(距離を)延ばすよりは詰めた方がイイ」という意見が多く、この1400mというのはむしろいい方に出そうだ。
さらに、ルメールは本番のフェブラリーステークスではカフェファラオに騎乗する事が決まっており、ここ一発での騎乗、まずは注目の一頭になる。
距離1400mと言えば、8勝中8勝全て、2着5回も全てダート1400mという
スマートダンディーも、この距離のスペシャリストと言えるような、注目の存在。
年末最終日のギャラクシーステークスでは、距離1400mに戻して7番人気ながら2着と好走し、その存在感を示した。
何より、リステッド競走やオープン特別勝ちはあるものの、過去1年の勝ち鞍はポラリスステークスのみで、このままではフェブラリーステークスへの出走はボーダーギリギリ。距離はマイルではあるものの、GIの舞台は是が非でも出走したいというのは競走馬なら自然のこと、ここで2着以内に入って賞金を加算させたい。
この馬もある意味で、本番よりもここが勝負の一頭と言えるだろう。注目してみたい。
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