採れたて!トレセン情報

第1141回

採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
【若駒ステークス】
クラシック戦線を占う重要な一戦!
鞍上が惚れ込む素質馬とは!?

2021年の正月開催、変則日程が漸く終わり今週から通常日程、今週も中山・中京、そして先週から開幕した裏開催の小倉の3開催場で競馬が行われる。

その先週、日曜日の日経新春杯には、小倉を主戦場として騎乗する団野騎手が、ショウリュウイクゾのために中京へスポット参戦する話をお伝えしたが、今週土曜日にも同じような動きがある。

先週は土日とも小倉で騎乗、今週も日曜日は小倉で騎乗、もちろんこの後も小倉を主戦場とする藤岡佑介騎手、この土曜日だけ中京で騎乗する。

1Rからメインレースまで計6鞍騎乗するが、一番のお目当ては…

若駒ステークスで騎乗するヴァリアメンテ、この馬のために中京でスポット騎乗すると言っていいだろう。

まだ新馬を勝ったばかりだが、その新馬戦が前半の半マイル49秒5というスローペース、必然的に後傾ラップとなり後半の半マイルは46秒5、しかも当時の阪神競馬場の芝コースは、外から差し難いバイアスだった。

そんなレースを、道中は後方を追走、4コーナーから直線でその不利なバイアスの大外を進出し、坂を上がってさらに豪快に伸び、見事差し切り勝ちを納めた。

その新馬戦では、調教で動き切れなかった事もあって9番人気の低評価だったのだが、実際まだ余裕のある状態だった。当然、1回レースを使った事で上昇度も大きい。

半姉アンドラステは4勝を上げバリバリのオープン馬、血統的な期待も十分にある。

藤岡佑介騎手が、スポット参戦するのも理解できるというもの。

ここで勝って賞金加算すれば、クラシックを見据えてローテーションも組みやすくなるというもの。陣営にしても、そのクラシック戦線を占う重要な一戦に間違いない。

是非、注目してみたい。


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