第1136回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【愛知杯】
先手争い必至!
実力馬にドンピシャの展開となるか!?
緊急事態宣言が関西圏にも発出され、中京も小倉も無観客開催になり,さらに場外での馬券購入も出来なくなってしまったが、ステイホームでも楽しめる競馬が開催してくれていることは何より。土日ジックリと楽しみたい。
土曜日は中京で重賞が組まれている。牝馬限定のハンデ戦
愛知杯。
今年は第3場のローカルでは無く中央開催で行われるため、ジョッキーのラインナップも例年より揃っている。
そんな中で、このコーナーでも取り上げた事のある
シゲルピンクダイヤと
和田騎手。
和田騎手が一昨年の牝馬3冠レースで全て手綱を取ってきた馬だが、和田騎手には昨年のオークス・秋華賞・エリザベス女王杯で手綱を取って来た思い入れあるウインマイティーもおり、どちらに乗るのかの選択は非常に苦悩したと聞く。
ただひとつ、シゲルピンクダイヤは阪神牝馬ステークスや府中牝馬ステークスなどゲート入りを嫌がり、ゲート再審査を課せられているのだが、その再審査には全て和田騎手が手綱を取っていて、その責任を背負う形でシゲルピングダイヤを選択したようだ。
前走が同じ中京芝2000mの舞台で牡馬相手に2着、ハンデも据え置きの54キロでもありチャンス十分だろう。
その中日新聞杯では8着に敗れたものの、一昨年の中日新聞杯を制している
サトノガーネットも侮れない。
鞍上は、やはりこのコーナーでもお馴染みの
坂井瑠星騎手だ。
前走は8着とは言え、勝ち馬ボッケリーニに次ぐ上がり33秒6の決め手は繰り出し、年齢的な衰えは感じさせていない。
ただ展開が前半1000m通過61秒5というスロー、まして1枠1番も追い込むこの馬にとっては結果的には仇となり、4コーナーから直線は大外に出すというロスある競馬になってしまっていた。
今回は、前走同様に先手を主張するタガノアスワドの陣営が「決め手勝負では分が悪いので後続に脚を使わせる逃げをしたい」と話し、さらに「気分よく逃げたい」というナルハヤの陣営、そして短距離から矛先を変えてきているディアンドルも、その持っているスピードから先手を取りに来るだろう。恐らく、中日新聞杯よりは流れるはずだ。
となれば、サトノガーネットにドンピシャの展開になる可能性は十分ある。
こちらも斤量は据え置きの55キロ、相変わらずケイコで抜群の動きを見せ状態の方も良い。
鞍上の坂井瑠星騎手も、先週のバスラットレオンで惜しくも賞金加算を逃し、また今年の勝利もまだなだけに、今週の競馬で期するところはあるだろう。
是非注目したい!
オススメ!
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