第1126回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【中山金杯】
「今年はこの馬で!」
西の名手が中山遠征を決めたワケ
2021年の競馬が幕開けする。
とは言え、先週の日曜日の有馬記念から僅か中8日、競馬の世界はほぼ通常の開催と変わりない。
中山金杯で騎乗する
和田騎手にとっても、有馬記念からのスライド騎乗なだけに、年明けという意識はそこまで無いだろう。
というのも、騎乗する
ディープボンドは菊花賞の後、短期放牧に出て本来は有馬記念を予定していた。
ただ、賞金的には除外対象、それでも回避馬が出る可能性があり、和田騎手は中山で騎乗馬を組んでいた。
直前にミッキースワローの回避があり補欠馬の繰り上がりはあったが、残念ながら出走が叶わず和田騎手の2020年最終日は2鞍のみの騎乗となってしまった。
その流動的な有馬記念の影響で、年明け初日も、本来なら主戦場の関西・中京で依頼を受けるところ、ディープボンドが「除外なら中山金杯」の可能性があり、なかなかスケジュールが決められなかった。
ただそれもこれも、全てはディープボンドのための行動。
昨年の3冠レースで全て手綱を取り、メキメキ力をつけて来ている事を実感しているのだろう、「今年はこの馬で!」という思いは強いようだ。
まして、函館記念時にもお伝えした、滅多に函館には遠征しない和田騎手が可能性を感じ乗りに行ったバイオスパークも出走しているとあれば、さらに力も入るというもの。
結果的に福島記念ではエリザベス女王杯に騎乗するため泣く泣く手放し、そこで勝たれてしまっているだけに、負けられない気持ちは強い。
キレるタイプでは無いが手応え以上にしぶとく脚を使うタイプ。有馬記念から続く今の中山の馬場は歓迎のクチ。
その先週の有馬記念のぶんも含め、2週分の思いをここにぶつけてくるだろう!
和田騎手とディープボンド、注目したい!
オススメ!
中山金杯(G3)攻略パック・データ・人物・馬の3つから浮上する中山金杯の◎○▲最終結論はこれだ!