第1123回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【有馬記念】
名門最後のグランプリ!
奇跡的な走りを期待
まさかオリンピックが中止になり、競馬も無観客で開催する日が来るとは思わなかったが、何よりも同世代での牡馬・牝馬無敗の3冠馬誕生には本当に驚いた。こんな事は、競馬の歴史上、恐らく二度と起こらない奇跡的な出来事だろう。
本当にいろいろな事があった2020年、いよいよ
有馬記念を迎える。
競馬ファンからすれば一年の締めくくりでありお祭り的なGI、好きな馬を応援する方も多いだろう。
そういう意味も踏まえてこのコーナーで注目するのは…
こんな年だからこそ、
キセキに頑張ってもらいたい!
前走のジャパンカップは8着に敗れたが、1コーナーの入りで短距離ダート馬ヨシオが行く構えを見せたためにスイッチが入ってしまい、やや暴走気味の1000m通過57秒9のハイペースの逃げ、それでも勝ったアーモンドアイとは1秒1、4着カレンブーケドールからはコンマ9、ワールドプレミアからはコンマ3秒の差、それほど大敗しているわけではない。まさにこの馬の底力を見た。
やはり、道中をいかに力を抜いて走れるか、スイッチを入れずに走れるかが大きなカギになるのだが、今回からクロス鼻皮を着用し、押さえ込む調教を課している。これがどうやら効果があり、浜中騎手も調教で感触を掴んだようだ。
この有馬記念には今年で3年連続の参戦。過去2回は5着と相性の悪いレースでは無い。
なにより、管理する角居厩舎が来年2月で解散するため、角居師にとってここが最後の有馬記念、鞍上の浜中騎手も、ダービーを勝たせて貰った関係者なだけに恩返しの気持ちも強いだろう。
2020フィナーレ有馬記念。キセキの奇跡的な走りを期待したくなる!
オススメ!
有馬記念(G1)攻略パック・朝日杯FSは最終結論○◎で馬連50倍的中!データ・人物・馬の3つから浮上する有馬記念の◎○▲最終結論はこれだ!