第1007回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【レパードS】
この馬のために予定を変更!?それだけの感触
ご存知の通り今週まで夏の小倉はまだ開催が無く、中央開催は新潟のみ。重賞は
レパードSが行われる。
夏の3歳ダート重賞とはいえ、例年好メンバーが揃う一戦。今年も、2勝馬が22分の9の抽選、13頭が除外となったが、その中にも除外が本当に残念な、出走できていれば勝ち負けできたのでは…と思われる馬もおり、特別登録の段階から将来が楽しみな好素材が揃っていた。
この半分以下の確率の抽選をクリアした馬には運がありそうだが、注目したいのは実績馬の巻き返し、中でも
ミヤジコクオーには注目すべき話もあり、より食指が動くというもの。
ここまで6戦して3勝、負けた3戦は新馬戦と伏竜ステークス、そして前走のジャパンダートダービー。
新馬戦は2着に敗れたとは言え逃げ馬を惜しくも捉えられずの首差、まして3着以下には大差をつけており、結果としては2着でも勝ちに等しい内容だった。
伏竜ステークスは、スタートしてすぐに躓いてしまいダッシュがつかず最後方からの競馬、流れに乗れなかったことを考えれば良く3着まで押し上げた。
そして前走のジャパンダートダービー、結果的には馬場とナイター競馬が合わなかったとも言えるのだが、カフェファラオマークで進めたレースも仇となった印象。
負けた3戦には全てれっきとした理由があり、評価を下げる必要は無いはずだ。
さらに今回の鞍上、普通は主戦の幸騎手となるところだが、幸騎手にはメイシヨウダジンの先約があったため乗れず、新馬戦でも騎乗し初勝利の手綱も取った
和田騎手に声が掛かったという経緯。
ただ当初、和田騎手はこの日エルムステークスにトップウイナーで参戦予定だった。
しかし「ミヤジコクオーに乗れるのならば」と新潟での騎乗に切り替えた。
やはりデビュー戦、そして勝った時に手綱を取っているだけに、それだけの感触と良いイメージを持っているのだろう。再びミヤジコクオーの手綱を取れることを非常に楽しみにしていた。
結果的にトップウイナーもクラスターCへと切り替えたため和田騎手は両方とも乗れるようになった。
抽選クリア組にも劣らない、非常にいい流れの中にいると言ってもいいだろう。
ミヤジコクオーと和田騎手のコンビ、注目したくなる!