採れたて!トレセン情報
第289回&第290回
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【美浦の『聞き屋』の囁き】
●好メンバーが集結した東京新聞杯で●
ヴィクトリアマイルと安田記念へ向けての重要なステップレースとなっている東京新聞杯。4歳から8歳、牝馬のトップクラスも出走しておりハイレベルな戦いとなりそうだ。
中でも注目したいのは藤沢和厩舎の2頭、コディーノとサトノギャラント。
まずコディーノ。デビューから3連勝してダービー候補筆頭と思われていたが、朝日杯FSでロゴタイプに敗戦以降、勝ち星から見放されてここまで6連敗。横山典騎手に「モノが違う」とまで言わせた逸材でこのままでは終われないはずだし、まだ終わっていないはず。
そして、前走騎乗したリスポリ騎手の近い関係者の話によれば、前走の天皇賞・秋の後「マイルなら世界トップクラスの素質がある。来年はジャック・ル・マロワ賞に連れてきてほしい」とコメントしたとのこと。
ジャック・ル・マロワ賞と言えば1998年にタイキシャトルが制したフランスのGⅠレース。リップサービスが含まれているとはいえ、それ相応の素質を感じなければ出てこないコメントだろう。
そして、今回は朝日杯FS以来となるマイル戦。ベストと言える条件だけに恥ずかしい競馬はできないだろう。
僚馬サトノギャラントは北村宏騎手が惚れ込んでいる素質馬。
昨年はこの馬のために函館競馬に2度遠征。馬柱とおり2000mと1800mでは持ち味の瞬発力が鈍ってしまい勝ちきれなかったが、東京マイル戦だった5走前と前走は上がり32秒5と33秒1という極限に違い瞬発力で着差以上の内容で勝利。
この2頭とも現時点の本賞金では安田記念出走が微妙なラインだけに賞金を加算できる1着・2着が必須。このメンバーで勝ち負けした馬が、安田記念に向けて一歩リードとなるはず。
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●延期の影響は?東京新聞杯●
今週もまた大雪の影響で土曜と日曜の東京競馬が中止となった。週中でもトレセンの調教でも閉鎖されていたコースなどもあり、今年は雪の影響が例年以上に大きい。
先週も土日の東京競馬が中止になり、日曜日の番組は明後日の月曜日に代替で開催される。一部で報道がある通り、東京新聞杯へ出走を予定していた関西馬は、当時全て東京競馬場へ入厩しており、結果レースを使わずに一旦栗東へ帰厩、週中に調整を経て改めて東京競馬場まで輸送と、この短期間に長距離を2往復している。
この場合、連闘とはまた違って、レースのためにテンションを上げて使わずに帰るという事は、競走馬に取っては物凄くストレスになる場合もある。では今回の有力関西馬はどうなのか?
まず、普通は1人気になるショウナンマイティ。昨年の安田記念ではロードカナロアの2着、その前は大阪杯でオルフェーヴルの2着と、昨年の中央競馬を席巻してきた2頭に肉薄した戦績は、このメンバーならば抜けた存在。ただ先週の次点から、調教ではトモの踏み込みがイマイチ、輸送で体も減り「微妙」なところだった。それが1週延びて再輸送、能力的には抜けた存在だが改めて心配もある。
それまで中距離を中心に使われて来たが、初マイル挑戦となった京都金杯を圧勝し、マイラーとしての資質を見せたエキストラエンドは、先週の時点ではバリバリの絶好調で、競馬が行われていればまず勝ち負けの状態だった。1週延びたことで疲れは無い様だが、それ以上のプラスも無さそうだ。
この延期がプラスとなったのは、先週の時点ではやや絞りきれない感じがあったクラレント。昨年の覇者であることはもちろん重賞3勝の得意な東京、この延期は幸運だった様だ。
さらに、リルダヴァルも喜んだクチ。この馬も先週の時点ではやや重く、1週延びた事で重め解消。さらに、馬場が固いと突っ張った走りをする馬で、クッションの効いた柔らかい馬場になりそうな事も好材料。最もラッキーだったのはこの馬かもしれない。結果は如何に!?
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