採れたて!トレセン情報
第288回[2014年2月7日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
この外国人騎手も要注目!
【関西事情通チョッといい話】
●この外国人騎手も要注目!●
先週から日本で短期免許を取得し騎乗していたD・バルジュー、C・デムーロの2人、お伝えしていた通り、未勝利だったD・バルジューとは裏腹に、4勝2着3回3着5回と、馬券に絡むこと12回と大活躍だったC・デムーロ、フランスでの競馬を経験してきた今年の弟は違う。
そして今週からまた一人、外国人騎手が来日する。そう、Cデム同様に初週から活躍する可能性が高いU・リスポリだ。昨秋も来日し、あのアジアエクスプレスの新馬戦での勝利を始め5勝をマーク。2011年の初来日から通算しても205戦して33勝、重賞もGI高松宮記念を始め3勝している様に、しっかりと日本の競馬に順応している。
今回の来日の目玉は、東京新聞杯に騎乗するコディーノ。実は昨年の段階、かなり早い内に「東京新聞杯で」と依頼を受けていた。このコディーノのオーナーはクラブのサンデーレーシングだが、生産を含めノーザンF系列の馬。そう、C・デムーロの社台F系列に対して、U・リスポリは身元引受馬主が吉田勝己氏である事でも判る様に、ノーザンF系列のジョッキーだ。ゆえに、来日初週からノーザンF系列の騎乗馬が当然多い。しかも、このリスポリに合わせて仕上げて来ている休み明けの馬も多い。中止になった土曜日の代替開催で騎乗するモントボーゲンは、まさに彼に合わせて、彼を勝たせるために用意していた様な馬、まず勝ち負けをしてくれるだろう。この他にもベステゲシェンクや日曜日のパリーアーク、まだ余裕はあるがサンリットレイクなどもその類。まさにノーザンF系列の大攻勢だ。その馬質と彼の腕を考えれば、Cデム以上の活躍も十考えられる。もちろ今週のみならず、滞在期間中はとにかく注目のジョッキーだ。
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●好メンバーが集結の東京新聞杯で●
ヴィクトリアマイルと安田記念へ向けての重要なステップレースとなっている東京新聞杯。
4歳から8歳、牝馬のトップクラスも出走しておりハイレベルな戦いとなりそうだ。
中でも注目したいのは藤沢和厩舎の2頭、コディーノとサトノギャラント。
まずコディーノ。デビューから3連勝してダービー候補筆頭と思われていたが、朝日杯FSでロゴタイプに敗戦以降、勝ち星から見放されてここまで6連敗。
横山典騎手に「モノが違う」とまで言わせた逸材でこのままでは終われないはずだし、まだ終わっていないはず。
そして、前走騎乗したリスポリ騎手の近い関係者の話によれば、前走の天皇賞・秋の後「マイルなら世界トップクラスの素質がある。来年はジャック・ル・マロワ賞に連れてきてほしい」とコメントしたとのこと。ジャック・ル・マロワ賞と言えば1998年にタイキシャトルが制したフランスのGⅠレース。
リップサービスが含まれているとはいえ、それ相応の素質を感じなければ出てこないコメントだろう。
そして、今回は朝日杯FS以来となるマイル戦。ベストと言える条件だけに恥ずかしい競馬はできないだろう。
僚馬サトノギャラントは北村宏騎手が惚れ込んでいる素質馬。
昨年はこの馬のために函館競馬に2度遠征。馬柱とおり2000mと1800mでは持ち味の瞬発力が鈍ってしまい勝ちきれなかったが、東京マイル戦だった5走前と前走は上がり32秒5と33秒1という極限に違い瞬発力で着差以上の内容で勝利。
この2頭とも現時点の本賞金では安田記念出走が微妙なラインだけに賞金を加算できる1着・2着が必須。
このメンバーで勝ち負けした馬が、安田記念に向けて一歩リードとなるはず。楽ししみだ。
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