採れたて!トレセン情報
第285回[2014年1月31日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
果たして主戦は誰なのか!?
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●果たして主戦は誰なのか!?●
制裁を受けた騎手が多かった先週、中でも昨年から降着・失格のルールが変更されて以降、初めての降着となった福永騎手の騎乗停止は、次週は日曜日に東京根岸Sのブライトラインに騎乗予定、そして土曜日もあのワールドエースのために東京で騎乗を予定していただけに、本人としても痛い制裁となった。
日曜日のブライトラインの代打には戸崎騎手に落ち着いたが、土曜日のワールドエースには、それまで京都での騎乗を予定していた武豊騎手が手綱を取る事になった。その経緯は、月曜日に都内のホテル行なわれたJRA賞の授賞式当日、武豊騎手はもちろん、ワールドエースを管理する池江泰寿調教師、さらにオーナーサイドもちょうど顔を合わせ、その場の話し合いで決まったそうだ。
このワールドエースは、屈腱炎で1年8ヶ月という長期休養を余儀なくされたが、一昨年の日本ダービーでは1人気に推され、当時の福永騎手も「ダービー制覇」を相当意識していたほどの素質馬。さすがにブランクが長く厳しい競馬になるという見立てではあるが、大事を取って坂路中心の調整ながら、中間は加減せずに負荷を掛け「体は出来ている」との事。こと脚元に関しては不安らしい不安は無く調整出来ている様だ。
当然、これだけの馬なので狙っているところはもっと大きいところ、長期休養明けというハンデはあってもオープン特別なら地力でいい勝負をしてみせる可能性はある。何より、レースでは乗れなくなった福永騎手が最終追い切りで手綱を取っているところでもその期態度は明らか。どうやら「この馬は僕の馬です」の意思表示で「たとえ勝っても渡しませんよ」という気持ちも入っているようだ。そんなワールドエースの復帰戦、当然そのレース振りは注目だ。
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●騎乗停止によって…[其の1]●
先週は福永・川田・幸・中村騎手の4名が騎乗停止処分になり、週初めの火曜日には柴田善騎手が骨折のため休養と悪いニュースが続いた。
中京は先週まで小倉は来週からで、ちょうど谷間となる東京・京都の2場開催なので、騎手が足りないという事態にはならなかったが、それでもやはりリーディング上位騎手の一時離脱により関係者は大慌て。
中でも土日ともに東京で騎乗予定だった福永騎手の代役探しは激しい戦いがあったようだ。
まず、土曜日。
メインレースの白富士Sのワールドエース。一昨年のダービーで1番人気に支持された逸材。
関東の関係者の間ではノーザンF系の外国人ベリー騎手になるのでは、と予想されていた。
なぜなら、ベリー騎手が予定していたムーンリットレイクはワールドエースと同じオーナーのサンデーレーシング。ムーンリットレイクが除外確実だったため、代役には最適ではと思われていたが、蓋を開けると武豊騎手に。
もともと京都で予定していたが、一転すべての先約をキャンセルして東京に遠征。素晴らしいまでの営業力で福永騎手で予定していた7レースのトーセンマイティ、9レースのモンストールまでもしっかりと手に入れた。
ちなみに10レースで福永騎手が予定していたのはツィンクルソードで内田博騎手にスイッチ。この乗り替わりが結果にどう影響するのか、しないのか。
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