採れたて!トレセン情報
第278回[2014年1月10日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
ここから再始動
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●ここから再始動●
約1年8か月振りに復帰する2011年の朝日杯FSの勝ち馬アルフレード。
ディープブリランテが勝った2012年のダービー以降は屈腱炎のため放牧へ。
この復帰までに紆余曲折があり一筋縄でいかなかったようだが、それでも賢明なケアと慎重に調整されてきたことで、ようやくの復帰となった。
初ダートになるわけだがそれに関して手塚調教師は「大型馬で足元のことを考えるとまずはダートで様子を見たい」とのこと。ただ、「デビュー前にはダートで使ってみようというプランがあったぐらいだし、この馬格ならダートを苦にすることはないはず」という前向きなコメントもプラス。
デビュー戦とスプリングSの2戦しか騎乗していない松岡騎手も「この馬ならどこにでも乗りにいきます」と強い思い入れがあるようだった。
常識的に考えれば長期休養明け、初ダートと初距離、不安材料の方が多いが、それでもやはりGⅠ勝ち馬。復帰戦勝利は難しくても、ここから再び復活の狼煙を上げてくれると応援していきたい。
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●今週も外国人騎手は注目です!●
先週お伝えしたC・ルメール騎手、初日の序盤では惜敗もあったが、重賞京都金杯を制したのを始め、リーディングトップとなる4勝2着2回の大活躍だった。今週も有力馬の騎乗が多く引き続き注目のジョッキーである事には間違いない。但し、今週からはマキシム・ギュイヨン騎手が登場、C・ルメール騎手のライバルになる可能性は高い。
本来は初日から来日予定だったのだが、制裁の関係で1週スライドして今週から短期免許を取得し日本で騎乗、実質3週間しか乗らないが、大いに注目するべきジョッキーだ。
WSJSで来日し、ヴィクトワールピサでジャパンC3着した事はあるが、今回が初の短期免許取得とあって日本ではまだ馴染みは無い。昨年末、初参戦だったミカエル・バルザローナも、かなり鳴り物入りでの来日、その理由は若くしてイギリスダービー・ドバイWCを勝ち、しかもダーレーの主戦という肩書きもあったからだ。ただその前評判ほどの活躍は見られず、今回のM・ギュイヨンも「どんなものか?」「本当に乗れるの?」と、疑念を抱いている方も少なくないようだ。
しかし彼は、本物と言わざるを得ないほどの実績の持ち主。昨年のフランスリーディングは2位、1200鞍以上騎乗して198勝を挙げている。前出のC・ルメールの倍以上の勝ち鞍だ。さらに、このフランスリーディングトップは、あのクリストフ・スミヨン騎手、昨年は228勝を挙げフランスの年間記録を作ったそうだが、この二人で3位以下を引き離した勝ち鞍を挙げている様に、今やC・スミヨンを脅かす存在とまで言われている。
「乗れる」腕は間違い無く、後は日本の競馬のペースに如何に早く馴染むかだが、そこはフランスのトップジョッキー、早いうちに結果を出してくるだろう。今週は3日間で14鞍と決して騎乗数は多くは無いが、そのフランストップジョッキーの騎乗振りを、馬券以上に注目して観てみたい。
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