採れたて!トレセン情報

第277回[2014年1月5日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【ジャニュアリーS】年明け早々ツキが回ってきたのは・・・

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●年明け早々ツキが回ってきたのは・・・●

補欠2番手からの繰り上がりの繰り上がりで出走が可能になったのは中山のメインレース、ジャニュアリーSのスノードラゴンだ。

どういうことかというと、ジャニュアリーSには次走優先出走権を持った馬が多頭、ハンデ戦なのでハンデ上位3頭がより優先的に出走できる権利が発生するため、次走優先出走権もハンデ上位優先にもならなかったスノードラゴンは補欠の2番手になってしまい、前走から騎乗している大野騎手は来週の京都で行われる大和S(ダート1400m)に遠征する予定だった。

その前走、カペラSで2着になったにも関わらずハンデ上位3頭に選ばれなかったのは、他に古豪がいたからだ。それは、57.5キロのセレスハント、マルカバッケン、57キロのアドマイヤサガス、エーシンウェズンという重賞常連組。さきほども言ったように、ハンデ上位優先権は3頭なので、ここでは57キロの2頭が2分の1の抽選、になるはずだった。

ところが、3日にエーシンウェズンがザ石、4日に次走権利を持っていたデュアルスウォードがザ石のため回避することになり、スノードラゴンは追い切る直前で繰り上がることが判明して急きょの本追い切りで態勢を整えることができた、というわけだ。

また、アドマイヤサガスも2分の1の抽選で、その抽選に漏れていた場合は除外になっていたので、抽選にならずに出走が可能となったことは、スノードラゴン同様にツイているのかもしれない。

これで運を使い果たした!?なんてこともあるかもしれない中、果たして、本当にツイてるのはどの馬なのか。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●TOPよりMAX!?●

昨年も、あの高松宮記念での「牽制」話のハクサンムーンを筆頭に、中山記念での「独特の泣き」話のシルポート、そして3歳世代のエーシントップなど、古き良き時代の日本の競馬を思い出させてくれる西園厩舎、とにかく楽しませてくれる厩舎だ。今年も早速初週から注目馬が出走する。

京都9R許波多特別に出走するエーシンマックスだ。実はこの馬「西園厩舎の飛躍を期待させる一頭」というほど素質を買われている。何を隠そう、デビュー前は「トップよりマックスだ!」と言われていたほどの逸材。そのエーシントップには実績ではかなり先を越されてしまったが、米国血統のトップに比べマックスの方は遅咲きの欧州血統でもあり想定内。実際、昨夏の休養で馬体が成長し前走でも自信を持って出走させていた。結果は、まだ若さを見せながらも着差以上の内容で快勝。レース後、単勝配当17.7倍という人気の無さに西園先生は怒っていたほどだった。

まだまだ伸びシロはあり、昇級戦となるココはもちろん、今後も注目の一頭だろう。何よりデビュー前の「トップよりマックス」という言葉が忘れられない。

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