採れたて!トレセン情報
第270回[2013年12月6日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
復活コンビ
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●復活コンビ●
今年10月に復帰以降ハイペースで勝ち星を量産、勝率と連対率はともに関東リーディング上位に位置しており、後藤騎手の存在感は増すばかりだ。
土曜日は阪神で朝日CC、日曜日は阪神で阪神JF、中山ではカペラS、そして香港国際競争など注目のレースが目白押し。
そんな中、土曜日の中京に後藤騎手が遠征。お目当てはメインレース、浜松Sのネオウィズダムのようだ。
昨年の朝日杯FSでは前半33秒9、1000mを57秒3という超ハイペースを誘発した快速馬で、その後は調子を崩したのか、2桁着順が続く厳しい内容ばかり。
ところが後藤騎手が初めてコンビを組んだ前走では、うまく前に壁を作って折り合いをつけて直線半ばで堂々の先頭。そのまま後続を突き放して4馬身差の圧勝。時計も優秀で8番人気という低評価を一蹴。
「これは大物」と後藤騎手が高い評価をしたとのことで、「次走も乗りたい」ということになり今週の中京遠征となったようだ。立ち直った素質馬と、復活した名手のコンビが一気に駆け上がるかも!?
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●日曜日は香港で騎乗しますが…●
今週、日曜日には2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルFが行われるが、同時に香港でも香港Cを始めとする香港国際競走が行われる。そのために、日本から参戦する武豊騎手を始め、海外のほとんどの騎手は早くから香港入りしている。ところが、日曜日は香港での騎乗ながら、土曜日に日本の競馬で騎乗しているジョッキーが二人いる。C・ルメールと岩田騎手だ。
中でも注目は岩田騎手、本来なら早々と香港入りしていてもおかしくないのだが、土曜日はメインの朝日CCまで騎乗する(因みに、数年前までは便の関係で6Rくらいまでしか騎乗できなかったが、今は便数も増えた関係で最終レースまで騎乗可能となった)。
その岩田騎手が朝日CCで騎乗するのは、2歳時から「クラシック候補」と言われていたラウンドワールドだ。デビューから手綱を取り続け、まだまだ他の馬を選べる立場ながら早い段階で「この馬でクラシックへ行く」と決めていたほど、岩田騎手が惚れ込んでいた逸材。
しかし、やや太め残りでラジオNIKKEI杯を敗れた後、確勝を期して挑んでいた京成杯がなんと雪で中止、ここでミソをつけた事が尾を引き、続く共同通信杯でも展開のアヤもあって敗戦、結局立て直しを図るためクラシックを棒に振ることになってしまった。
前走は、岩田騎手にしてみれば待ちに待った復帰戦、結果もその鬱憤を晴らす強い競馬で勝利した。自らで「クラシックはこの馬」と早々と選んでいたこのラウンドワールド、改めての重賞挑戦となるここは、是が非でも乗りたかったのだろう。日曜日のロードカナロアも然る事ながら、この馬にも相当気合いが入っている。香港遠征前の渾身の騎乗が見られそうだ。
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