採れたて!トレセン情報

第264回[2013年11月15日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【東スポ杯2歳S】コスモバルクの再来!?

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●コスモバルクの再来!?●

コスモバルクが初めてJRAの舞台に上がったのが2003年の11月の東京競馬場。百日草特別を9番人気ながら快勝。その時の2着馬は、後のダービー3着馬ハイアーゲーム。その後はクラシックの王道を歩み、ラジオたんぱ賞&弥生賞と3連勝。1番人気で迎えた皐月賞はダイワメジャーの2着。ダービーはキングカメハメハの8着。

しかし、菊花賞では4着、JCではゼンノロブロイの2着と、2003年はまさにコスモバルクが中心だったといっても過言ではない活躍と熱狂ぶりだった。

そのコスモバルクを見出した、岡田総帥をしてバルク以上の器と言わしめたのが、クラシックに直結する重要なレース、東京スポーツ杯2歳Sに出走するプレイアンドリアルだ。

門別、盛岡での2戦はともに圧勝だが、相手関係を考えれば鵜呑みにはできない着差と走破時計だが、左回りの芝できっちりと結果を出していることはプラス材料だろう。

一方、中央勢はといえば、東西ともにエリートばかりで、ここを勝った馬は間違いなくクラシック候補筆頭クラス。
中でも注目したいのはウインマーレライとサトノアラジン。

ウインマーレライは丹内騎手がベタ惚れしており、福島で勝ち上がった未勝利時は、函館開催中にも関わらずこの馬のためだけにわざわざ福島まで遠征。

サトノアラジンは戸崎騎手が丹内騎手に負けないぐらいの惚れ込んでいる素質馬。このレースには矢作調教師がディープブリランテの後継と指名したラングレーと、東京なら堅実なリターンラルクも出走を予定おり、ともに戸崎騎手とのコンビで勝ち上がっているが、戸崎騎手は迷うことなくサトノアラジンを選択したとのこと。

地方か中央か。雑草かエリートか。本命か大穴か。クラシックを占う意味でも目が離せない。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●とにかくモノが違う!?●

連続GI開催の真っ只中、今週は日曜日にマイルCSが行なわれるが、ある意味GI以上に注目なのが土曜日の重賞、東京スポーツ杯だ。そう、デビュー戦の時にもお伝えしたサトノアラジンが出走するからだ。

このサトノアラジンは、里見オーナーのアドバイザーを務める池江泰郎元調教師の勧めで里見氏が落札した馬。

デビュー前から「大型馬ですぐに加速はつかないが、スピードに乗ってからの走りが素晴らしい。来年のクラシックを意識できる相当な器」と厩舎内では高く評価されていたが、その期待通りに勝ち上がった。しかも「ギアをひとつ上げただけで勝ってしまった」と言うほどの、見た目も楽勝だったが内容はさらに楽勝だった。

その後は、すぐび東京スポーツ杯を目標にし、一旦放牧に出され成長を促しつつ仕上げられてきた。

「とにかくモノが違う、身のこなしなど、その全てが2歳馬離れしている」「まだまだ上のギアもある」と相変わらずかなり評価が高いが、これが並の厩舎ならいざ知らず、オルフェーヴルを筆頭に素質馬揃い、オープン馬揃いのこの厩舎にして「モノが違う」と言う評価、ただ事ではない。そしてやはりただ事では無かった。実は池江泰寿調教師は、この馬で来年の凱旋門賞参戦を真面目に考えているとの噂。

まだ新馬を勝ったばかりで世間ではそこまで騒がれていないが、実は大注目のレース、是非この馬のレース振りをご覧になって頂きたい。

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