採れたて!トレセン情報
第247回[2013年9月20日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【オールカマー】有力2頭のジャッジは!?
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●有力2頭のジャッジは!?●
台風の影響で代替開催などがあった3日間開催、その中で最も盛り上がりを見せたのは、日曜深夜のフランスでの競馬。キズナの勝利に沸いた後のオルフェーヴルの楽勝劇、凱旋門賞が本当に楽しみになった。
そのオルフェーヴルを管理する池江泰寿厩舎、素質馬王国でもあり今週も中山の重賞オールカマーには、今年の宝塚記念2着のダノンバラードと、昨年の有馬記念2着のオーシャンブルーの2頭を出走させる。
多少でも不安があればそのままストレートにコメントする池江師。馬の状態についてはありのままを公表して、あとは馬券を買うファンに判断して貰うといったスタイル。誤解をしないために説明しておくと、競走馬も生き物、先天性や後天性の病気などもあり、調教では全く問題がなくても、それが競走中に影響することもあり、「何も不安が無い状態」と言った状況は殆どあり得ない。ノド鳴りなどがまさにそのいい例だろう。その、何かしらの不安、伝えなくても問題ないことでもあるがままに話してくれるのがこの厩舎。例えばダノンバラード、宝塚記念のレース後に鼻出血を発症していた事が判り出走停止処分となた。しかし「鼻出血と言っても本当に少量、気が付かなくてもおかしくないレベルで全く気にしなくて良い」とのこと。調教も順調にこなし、すこぶる状態はいいとのこと。素直に信頼していいだろう。
もう一頭のオーシャンブルーに関しては少し慎重。昨年末、押せ押せで使ってきた事で、春の日経賞では、その疲れが抜け切らなかった様な敗退。なので「思い切って休ませた」ようだ。その甲斐あって、疲労などは抜け切った様だが、やはり間隔が空いている分、昨年末の絶好調当時の勢いにはまだ無い様子。師も「坂路では動かないタイプではあるが、本調子には一息」と慎重なコメントをしている。
この2頭、ともにグランプリでゴールドシップの2着と実績だけなら5分ではあるが、ありのままに情報を提供する師のコメントを馬券の参考にしてみてはどうだろうか。
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●レーシングマネージャー●
騎手の騎乗馬を手配・管理するマネージャー・エージェントはすでに広く知られているが、最近は厩舎の管理馬のレース選択や騎手エージェントとの連絡などをサポートする、レーシングマネージャーと存在が増えてきているようだ。
例えば今週の土曜日中山3レース、通称スーパー未勝利に出走予定のエターナルヒーロー。
木村厩舎の管理馬で、そのレーシングマネージャーは開業当初からサポートしているとのこと。今週は土・日曜日ともにダート1800mのレースがあり、また来週も1レース組まれており、スーパー未勝利のダート1800mのレースは残り3レースという状況。
そこでレーシングマネージャーは上位人気が予想される馬の動向をすべてチェック。当然、連続で2着しているエターナルヒーロー自身が上位人気になるので、それを踏まえたうえで、つまりエターナルヒーローが土曜日なら○○という馬は日曜日に回るらしい。逆に、エターナルヒーローが日曜日なら△△が土曜日に、もしくは来週まで待つようだ、などなど少しでも着順や勝てる確率を上げるために奮闘。
相手が弱くなったから勝てるほど競馬は甘くないが、それでも勝利に近づくことは間違いないだろう。有力馬の急な予定変更や乗り替わりなどはこういったレーシングマネージャーの存在もあるので注目していくと、また違った予想の柱になるかもしれない。
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