採れたて!トレセン情報

第243回[2013年9月6日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【京成杯オータムハンデ】サマーシリーズ最終戦の見所! [うまスク通信]

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●サマーシリーズ最終戦の見所!●

夏の新潟・小倉競馬が終わり、今週から中山・阪神競馬に突入し秋競馬が開幕する。ただ、、今週まではサマーシリーズの最終戦があり夏の余韻は残る。
中山ではマイルシリーズの最終戦、京成杯オータムハンデ。阪神ではスプリントシリーズの最終戦、セントウルステークスが行なわれる。

まずマイルシリーズの現時点でのトップはフラガラッハ、そして勝てば逆転優勝の可能性があるのはミッキードリーム・レオアクティブ・ワイズリーだ。
一方、スプリントシリーズのトップは出走していないフォーエバーマーク。ゆえに3着以内ならハクサンムーンは逆転する。そしてシュプリームギフトも勝てば可能性はある。

マイルシリーズのチャンピオンには褒賞金として馬主に2400万円、厩舎関係者に600万円、スプリントシリーズでは馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円がそれぞれ交付されるが、この褒賞金だけでもG3並、レースの賞金も含めればGI並なゆえ、その勝負度合いは意外に高い。

また、サマージョッキーズシリーズも最終日、シリーズのチャンピオン騎手には、褒賞金が100万円交付されるが、それ以上に、騎手の誰もが憧れ、出場できることを切望しているWSJS(ワールドスーパージョッキーズシリーズ)への出場権が与えられる事の方が大きい。

このタイトルの優勝争いは3人に絞られているが、中でもGI4勝のロードカナロアに跨る岩田騎手、現時点では武豊騎手と並ぶ48ポイントだが、その実績からは最優位と言えるだろう。馬の方は、この後に続くGI連戦へ向けての叩き台である事は確かだが、勝ち鞍ではまだWSJSへの出場が微妙なだけに、岩田騎手としてはまず確保しておきたいところ。

また、直接対決となる武豊騎手にもチャンスはある。昨年のこのレースでロードカナロアを破ったのも彼、同じ3歳馬で挑む今年も注目となりそうだ。もちろん、勝てばWSJSへの出場権を得られる事も大きな糧となるだろう。

馬の争いも楽しめるが、騎手の争いも非常に面白いサマーシリーズ最終戦だ。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●親父VS息子 その1●

フルゲートを割った京成杯オータムハンデだが、古豪、昇り馬、3歳馬と実に多彩な顔ぶれ。中でも注目はルナとレオアクティブに騎乗している横山親子の戦いだろう。

まずはルナに騎乗する横山和騎手。先週函館で6勝を挙げて開催通算がなんと14勝。今年は現在26勝をマークしておりローカル開催では目が離せない存在になるはず。ルナを管理している杉浦調教師は横山和騎手がデビュー間もない頃から多くの騎乗依頼をしており、近い関係者に対して「親父を超える素質がある」と評価しているようだ。ルナは横山和騎手で3連勝後一旦放牧に出てお休み。

福島で夏緒戦を迎えた時、横山和騎手は函館を主戦場にしていたため、横山典騎手が代打騎乗。この時横山典騎手は「息子とは違う乗り方で結果を出してみせる」的な発言をしていたが、好位に控える競馬で3着。勝ったのは逃げたメイショウサミットという皮肉な結果に終わった。

次走ルナは函館に遠征して、主戦の横山和騎手が迷いなく逃げて完勝。ルナに関して言えば、親父以上に手が合うことを証明してみせた。

一方、横山典騎手が騎乗するレオアクティブ。2走前のバーデンバーデンC後は関屋記念ではなくアイビスSD、前走の関屋記念後は京成杯オータムハンデではなく朱鷺Sに出走するかも、という話が出たようだが、すべて横山典騎手に先約がいたため調教師の思惑ではないレース、つまり横山典騎手の予定に合わせるような形で結果は惜敗が続き。

それでも大崩れしたいあたりが能力の高さと言えるし、なんといっても昨年はこの京成杯オータムハンデで世界レコードを樹立。適性という意味ではメンバー随一。どちらの騎手と馬の相性がよりいいのか。

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)
採れたて!トレセン情報とは?

競馬ファンなら誰もが気になる、トレセン内で聞いた『ジョッキーや厩舎の複雑な関係』、何故あの騎手があの馬に乗るのか…!?なぜ遠征するのか…!?他にも、トレセン内で噂の“あんな話こんな話”をメルマガ『うまスク通信』で、お伝えできる範囲で毎週金・土に配信致します。

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧