採れたて!トレセン情報

第237回[2013年8月16日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

人手不足の新潟競馬(1)

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●人手不足の新潟競馬、その1●

新潟競馬を主戦場にしている戸崎・内田博・蛯名・柴田善・池添騎手のトップクラス5人が新潟を離れて函館へ。その分、今年の札幌記念は多彩な顔ぶれになった。

また、小倉ではサマースプリントシリーズ第4弾北九州記念が行われ、こちらも好メンバーで予定。

一方、3場の中で唯一重賞が組まれていない新潟では、その影響で主力クラスを欠いた状態なうえ、騎手自体の人数が少なくなっており、残っている騎手の騎乗数が増えるという状況。

そこで急きょ函館から名乗りを挙げたのが丹内騎手。ラフィアングループのローカル開催の主戦として数多くのマイネル・コスモの馬に騎乗。

さきほども言ったように新潟の騎手不足と、ラフィアンの主戦を務める柴田大騎手が北九州記念でマイネルエテルネルに騎乗するため小倉へ遠征、新潟で数多く出走させているラフィアングループも人材不足になり困ったため、丹内騎手に新潟遠征を打診したとのこと。

理想は多くのオーナーの馬にバランス良く騎乗することだが、地方出身騎手や外国人騎手全盛の時代では、なりふり構わず乗せてもらえる馬に乗る、こういった気持ちも大切。

実際、それで這い上がってきたのが柴田大騎手であり、他にも成功へのルートは数多く存在しているはず。5鞍騎乗している内4頭がラフィアングループ。その手綱捌きに注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●短距離王国からまたまた!?●

お馴染みの西園厩舎。先日のバーデンバーデンCでは厩舎4頭出しを敢行し、結果見事にワンツーを決めたが、その1・2着の2頭マイネルエテルネルとハノハノが今週の北九州記念に出走する。この厩舎、シルポートやコスモセンサーはやや陰りを見せながらも、今年大ブレイク中のハクサンムーンを筆頭に、今回の2頭の他、3歳エーシントップなど続々と新勢力が現れる辺り、王国ならではの層の厚さを感じさせられる。

今週の2頭、マイネルエテルネルは昨年の夏に新馬戦、小倉2歳ステークスと連勝。その後一時スランプに入ったが、放牧からガレて帰って来た事も影響した様で立て直すのに時間が掛かったようだ。漸くデキを持ち直し、また暑い時期も良い様で前走は完全復調を思わせる快勝劇、もちろん今回も好レースを期待している。

対して2着だったハノハノ、実は持ち時計はこちらの方が速く、しかも小倉芝1200mは4勝と得意にしているコース、「逆転もあるのでは」とも言われている。

まだ3歳のマイネルエテルネルに対して5歳のハノハノ、一時は1600万条件で頭を打った様な時期もあり、降級してからも煮え切らないレースが多かった。それが昨年末辺りから徐々に変わり、今年に入って本格化してきた様なレース振り。丁度先輩シルポートも、一時は頭を打っていたが地道に力を付け5歳になって再び花開いた。このハノハノも、その地道な経験を積み5歳で本格化してきたと言えるだろう。逆転もあるか。

因みに西園調教師は、ここで1・2着して2頭とも賞金加算し、ハクサンムーンと共にスプリンターズSでは3頭出し以上を目論んでいる。これも短距離王国ならではだろう。

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