採れたて!トレセン情報

第229回[2013年7月19日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【中京記念】本線ではありませんが注意が必要です

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●本線ではありませんが注意が必要です●

関東リーディングの内田博騎手からは少し離されたが、3月からのJRA本格騎乗で6勝差のリーディング2位ならトップを射程圏に捉えているといっても過言ではない戸崎騎手。

来週は函館のクイーンSでアイムユアーズ、レパードSではオメガインベガス、札幌記念ではトーセンジョーダンを予定しており、その人気振りは凄まじく先の予定までぎっしり。

今週の土曜日は福島で全鞍騎乗、日曜日は中京記念でムクドクに騎乗。そう、ここでなぜムクドク?と思ったあなたは相当な競馬通。実はこのレース、堀厩舎のファイナルフォームで遠征を予定していたが、同馬は賞金不足のため除外になってしまったのだ。ただ、ハンデ戦では上位ハンデ優先制度というものがあり、それは負担重量が上位3頭は賞金不足など関係なく最優先で出走が可能という制度。

中京記念でのハンデトップはドナウブルーの56キロで牝馬なので実質的には58キロ扱い、ファイナルフォームは57キロで他にファリダット、フラガラッハ、ミッキードリーム、リルダヴァルの計5頭で残りの2つの枠を抽選。

つまり、純粋な賞金順ではファイナルフォームは除外が確実だが、上位ハンデ優先制度で抽選にクリアすれば出走が可能だったわけだ。ところが、先に触れたように抽選に漏れて除外。

ムクドクは戸崎騎手本線、抑え中井騎手という、いわゆるABという方法で出走を予定していたので、ファイナルフォームが除外になった時点で自動的に戸崎騎手に決定。仮に抽選にクリアしていればムクドクは中井騎手だったというわけだ。まさに至れり尽くせり。

実績面を考えればムクドクはファイナルフォームには劣るかもしれないが、3走前には好時計でオープン特別を制しているように、まったくチャンスがないわけではない。腕さえあれば、2番手候補でも勝ってしまうのかもしれない。


●勝ちっぷりに注目!?●

過去最高のペースで勝ち星を挙げている北村宏騎手。この夏競馬も精力的動きを見せており、手放したくないサトノギャラントで2度函館に遠征。そして、今週の土曜日も新馬戦に騎乗するために函館に三度目の遠征。

それは5レースに出走するサトノフェラーリだ。詳しい話を聞いてみると昨年はレッドレイヴンの函館デビュー戦で騎乗する話があったよう

なのだが、色々な経緯から内田博騎手になってしまい、それが非常に心残りだった、ということも今回の遠征の後押しになっているようだ。

現時点での完成度は昨年のレッドレイヴンには及ばないようだが、それでも比較の相手がレッドレイヴンの時点で抜けた素質の持ち主であることは間違いないはず。ここは人気でも逆らってはいけないのかもしれない。

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