採れたて!トレセン情報

第225回[2013年7月5日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

仕上げの早さには自信があります

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●仕上げの早さには自信があります●

今年の2歳戦で勝ちまくっているのがマイネル・コスモでお馴染みのラフィアングループ。ウインレーシングクラブも同系列グループで、マイネルほどではないにしろ、活躍は目立っている。

現在、主戦は柴田大騎手で、ローカルの主戦といえば丹内騎手ではないだろうか。その丹内騎手、例年どおり夏は函館を主戦場としているが、今週の日曜日は福島へ遠征。お目当ては、1レースの2歳未勝利戦に出走するウインマーレライのようだ。同馬は新馬戦で3番人気の支持を集めたが、同じ高木厩舎管理で同じグループ、5番人気だったマイネルフロストに追い込んだが2馬身届かず。道中はほぼ最後方からで駆使した上がりはメンバー最速の33秒2と出色のもの。「負ける気がしない」とレース前に豪語していた丹内騎手は相当悔しかったようで、「次は負けないので、どこでも乗りに行くのでもう一度乗せてほしい」とオーナーサイドに直訴。

そして、それが今週の日曜日ということだ。勝って新潟2歳Sか、札幌2歳Sという青写真をすでに描いており、ここは自らプレッシャーをかけたレースでもあるので負けられない気持ちは誰よりも強いはず。

また、ウインレーシングクラブ注目の新馬、ウインボナンザが日曜の函館でデビュー予定。父コンデュイットはラフィアングループが自信を持って導入した期待の種牡馬、母コスモフォーチュンはG3北九州記念を制したスプリンターという良血。

鞍上の松岡騎手は、この馬の追い切りのためだけに先週の木曜日、わざわざ美浦から函館へ移動。「新馬戦からいきなりというタイプではないかもしれないが、やはり秘めた素質は相当。能力の高さに期待したい」とのことだった。やはり、2歳戦はラフィアン・ウイングループに逆らってはいけないのかもしれない。


●七夕に行われる、七夕賞について●

荒れることで有名な七夕賞。先週のラジオNIKKEI賞も人気馬が総崩れ、勝ったケイアイチョウサンは最後方から見事なイン強襲。小回りゆえの独特な乱ペース、ハンデ、好不調がはっきり出やすい夏場、など要因は多数。

例年は最終週に組まれている七夕賞だが、今年は2週目ということがポイントになりそう。ここでは仕入れてきた浅く広い情報を、馬券の参考にしてもらえれば。

ダコールは、ノースヒルズ=前田オーナーで今年はダービーをキズナで制しており、今や一大勢力。そのオーナー御一行が今週は福島競馬観戦へ行くというのだ。吉と出るか、凶と出るか。

タガノエルシコは2分の1の抽選をクリア。除外になったのがニシノメイゲツ。タガノエルシコが抽選をクリアすることでサトノパンサーに騎乗できたのが大庭騎手。ここでタガノエルシコが除外だとサトノパンサーは田辺騎手になるというABというシステムだったので大庭騎手も引きが強いと言えるかもしれない。

マックスドリームは関東の騎手で一時は予定していたが、前走で騎乗している古川騎手が「手放したくない」、ということで急きょ函館から参戦。果たして、今年は荒れるのか否か。

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