採れたて!トレセン情報
第222回[2013年6月22日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
宝塚記念の直前でも目は離せません
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●宝塚記念の直前でも目は離せません●
少頭数で全体的には小粒なメンバー構成となった東京のメインレース、パラダイスS。ところが、有力馬ハナズゴールとレオアクティブを巡って裏では激しい攻防戦があったようだ。まず、ハナズゴール。
近4戦は浜中騎手が手綱を取っているがその前は田辺騎手が主戦を務めていたので、まず田辺騎手にオファーを出した。が、先約があるので、ということでキャンセル。その田辺騎手の先約というのが、レオアクティブだった。
ところが、この辺りは強奪なのか、前走の内容が納得いかないのでクビなのか定かではないが、田辺騎手にキャンセルの話がないまま、いつの間にかレオアクティブは横山典騎手が騎乗するということになっていたらしい。
話は少し戻って、ハナズゴールは田辺騎手にキャンセルされたあとオーナーと協議した結果、オーナーが懇意にしている地方の吉原騎手を呼ぼうということになり、尽力をつくして9レースに地方馬を連れてくることに成功。
これでハナズゴールの鞍上は正式に吉原騎手に決定。そこで困るのが田辺騎手。ハナズゴールが吉原騎手に決定したあと、レオアクティブに乗れないということが分かり、有力馬どちらにも乗れないという不運というしかない事態に陥ってしまった。
それでも2走前にオープン特別を自身で勝っているムクドクが出走することになり騎乗馬は確保できたが、当初の予定と大幅に狂ったことは間違いないだろう。
レオアクティブの乗り替わりに関しては、強奪説が本命だが真相は??のまま。幸運を掴むのは吉原騎手か横山典騎手か、はたまた田辺騎手が一矢報いるのか。注目したい。
【関西事情通チョッといい話】
●今回の泣きは本気泣き!?●
今週は上半期の総決算、グランプリ宝塚記念が行われる。4強でプロモーションされていただけに、オルフェーヴルの回避は非常に残念だが、逆に「4歳馬の3強でどれが勝つのか!?」と違う意味でも盛り上がってきている様だ。もちろんその結末は気になるが、このコーナーで注目と言えば、やっぱりシルポートでしょう。
昨年のマイラーズC、そして今年の中山記念と、独特の「泣き」の話をお伝えしてきたが、昔ながらの競馬で本当に楽しませてくれている。そして今回、「泣きは出るのか?」と楽しみにしていたのだが、泣いている事は確かだが、煙幕の泣きでは無く本気で泣いている様子。「さすがにメンバーが強い」「実績の無い距離」「厳しい戦いになるだろう」と、弱気なコメントのオンパレードだが、これは「煙幕の泣き」では無く本当に弱気だ。但し、弱気ながらも秘策を持って挑む事は確かで、全く可能性が無いわけではない。その秘策とは…!?
安田記念でも暴走気味に飛ばし、離し逃げを敢行したこの馬。マイルのGIであれだけ行ける脚を見せれば「どうせシルポートが飛ばして行くだろう」「アノ馬について行ったらハイペースに巻き込まれる」と他陣営は考えるもの。ゆえに、どんなペースであれ単騎で行けることはまず間違いない。
誰もが離し逃げを想定している中、なんと、実は「タメ逃げ」を考えているようだ。前走の安田記念が布石となって、たとえ平均ペースで逃げても他陣営からは「ハイペースで逃げている」ように感じられ、可愛がってもらえる可能性がある。そうなればしめたもの、陣営の目論見通りになる。それでも相手が強いことは確かだが、このコーナーでは注目せざるを得ないだろう。
因みに、「最近はズブくなってきたところもあるので、今後はダートも考えている」と、まだまだ個性派で攻め抜く様子。もしここで見せ場も作れない様なら、秋はダート戦線へ進む予定で、その後も注目してみたい。
うまスクエアメンバー登録
STEP:1メールアドレス入力
メールアドレスの入力
うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。
入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。
採れたて!トレセン情報とは?
競馬ファンなら誰もが気になる、トレセン内で聞いた『ジョッキーや厩舎の複雑な関係』、何故あの騎手があの馬に乗るのか…!?なぜ遠征するのか…!?他にも、トレセン内で噂の“あんな話こんな話”をメルマガ『うまスク通信』で、お伝えできる範囲で毎週金・土に配信致します。