採れたて!トレセン情報
第215回[2013年5月31日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【安田記念】戦国マイル戦線
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●早くも新馬戦が開幕ですが…!?●
ホースマンの夢であり目標である日本ダービー、このダービーが終わると「来年のダービー」へ向けて気持ちが切り替わるため、ある意味年度替わりの様な今週末。そして早くも新馬戦が開幕する。ただどうしても、昔の名残りか馬房の関係か、北海道シリーズが始まるまでは頭数も揃いにくく、今週の阪神の新馬戦では、水曜想定段階では土曜日5Rに6頭、日曜日5Rには2頭しか出走予定がいなかった。最終的には、土曜日の5Rは5頭立て、日曜日5Rは7頭立てとなりレースも成立したが、来週の予定や函館を予定していた馬が前倒しで使っている経緯もある。
では最初から日曜の芝1200戦を予定して仕上げてきた馬は…
本田優厩舎のタガノウォーリアと安田隆行厩舎のマダムリシェスの2頭だ。この2頭は、元々ここでデビューを予定し仕上げてきたクチ、この2頭で決まる様なら競馬も簡単だが…。
因みに、想定では土曜日に出走を予定していたコウエイユニバースは相手を見てか日曜日に変更してきたクチ、またエイシンオルドスは来週の予定を早めたクチだが、ケイコではメチャクチャ動いており、前倒しでも気にならない可能性はある。結果は如何に!?
●戦国マイル戦線●
マイル路線の主役級、カレンブラックヒル、グランプリボス、サダムパテック。牝馬路線の主役級、ヴィルシーナ、マイネイサベル。短距離路線の王者、ロードカナロア。中距離路線からの参戦、ショウナンマイティ、ダークシャドウ、ナカヤマナイト。他にも伏兵陣が多彩で枚挙にいとまがないほど、まさに戦国マイルといった様相の安田記念。
時代の流れと言うべきか、乗り替わりが常にある中で安田記念出走馬中2頭だけがデビューから同じ騎手が騎乗し続けている。それはカレンブラックヒル=秋山騎手とナカヤマナイト=柴田善騎手。
両騎手ともに主戦厩舎といえる存在の平田・二ノ宮厩舎で、その信頼関係は相当なもの。特に注目したいのがナカヤマナイトと柴田善騎手との関係。柴田善騎手は2010年に宝塚記念を制したナカヤマフェスタがその年に挑んだフォア賞と凱旋門賞では騎乗せずに、ナカヤマフェスタの元主戦である蛯名騎手に手綱を戻している。
当時聞こえてきた噂によれば、「もともとは蛯名騎手の馬だし、なるべく日本で騎乗して家族との時間を優先したい」というニュアンスの話だったはず。ところが、ナカヤマナイトでは2011年にフランス遠征。結果は振るわなかったがその後も手離すことはなく、前走に至ってはNHKマイルCの裏開催にあたる新潟大賞典への参戦を早々に表明していたぐらいで、それだけナカヤマナイトへの思い入れが強いと想像することは難しくない。キズナに続くのは本当の「絆」、かもしれない。
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