採れたて!トレセン情報

第207回[2013年5月3日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【京都新聞杯】キズナが圧倒的評価ですが…!?

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●キズナが圧倒的評価ですが…!?●

今週は3歳GINHKマイルCが行なわれるが、ホースマンの夢である日本ダービーへの出走を賭けたラストチャンスの週でもある。土曜日には、東京ではダービートライアルのプリンシパルS、そして京都でも重賞の京都新聞杯が行なわれる。プリンシパルSは勝ち馬に優先出走権が与えられ、京都新聞杯は2着以内なら賞金加算が出来る事で、既に2勝している馬なら2着以内でダービーへの出走は叶うと見られている。ただ賞金の足りない1勝馬では、勝たなければ難しい状況、ゆえに賞金の足りない1勝馬にしてみればプリンシパルSと京都新聞杯は同意義になる。

京都新聞杯には、毎日杯で圧巻の競馬を魅せたキズナが出走する。当然、圧倒的人気に推されるだろう。ただ、トレセンでの評価は「今回はそこまで堅いとは思わん」「危ないところもあるんとちゃう?」と囁かれている。実際、長距離輸送や賞金的な事はあるだろうが、キズナが絶対的存在であれば、プリンシパルSの方が出走頭数も多くなるはず。それがプリンシパルSが11頭立てに対し京都新聞杯は16頭立て、しかも8頭もの賞金の足りない1勝馬が出走してきている。要は「勝つチャンスがあるのはプリンシパルSより京都新聞杯」という判断をしている陣営が多いと言う事だ。

その理由は…

キズナは賞金的にダービーへ出走可能、ここは絶対に勝たなくてはならないレースでは無い。さらに、今まで負けたレースがコーナー4回の競馬、逆に勝っているのはコーナー2回の競馬だけでもあり、本番ダービーへ向けてコーナー4回の競馬をどう攻略するかの試走になるだろう。ましてや本番まで中2週しかないので、反動が残る様な無理は出来ないはずだ。そういった思考もあり「今回はそこまで堅いとは思わん」と囁かれているようだ。本番ダービーでも勝ち負けになると言われるキズナ、このメンバーなら能力は間違い無く抜けている存在だが、このレースに関しては取りこぼすシーンも想像出来る。逆を言えば、それでも楽に勝つのなら、ダービーでも最有力になるのでは…!?


●キズナが圧倒的評価ですが…!?その2●

そんな京都新聞杯。前述の通り、賞金の足りない1勝馬では、勝たなければダービー出走は難しい状況、ゆえに賞金の足りない1勝馬にしてみればプリンシパルSでも京都新聞杯でも同意義で、より勝てる可能性のある方へ出走させてくる。そんな馬が8頭出走している京都新聞杯、「ここを勝ってダービーへ」と、敢えて勝てる自己条件をパスして駒を進めてきている陣営がいる。このコーナーでもお馴染みの、昔ながらの競馬で楽しませてくれている西園厩舎の管理馬、ウインアルザスだ。

実は、ここへも出走しているペプチドアマゾンが勝ったあずさ賞にも出走予定があったが、そこを使うとローテーションが厳しくなるので、勝てる自己条件をパスして京都新聞杯一本で調整してきた。今の京都の馬場もこの馬にはプラス、そしてキズナ次第ではあるにしても「勝算がある」からこそのココへの出走。「ここを勝ってダービー出走」が青写真のテキ、その思惑通りに結果が出るか、この厩舎の話しなだけにより注目してみたい!

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