採れたて!トレセン情報

第191回[2013年3月9日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【フィリーズR】トライアルは良く吟味して!?

【関西事情通チョッといい話】

●トライアルは良く吟味して!?●

先週から開幕した3歳クラシックトライアル。先週日曜日の弥生賞は、賞金が足りず権利が欲しかった馬が1・2着、賞金を持っていたエピファネイアとコディーノは本番を見据えた様な、如何にも「トライアル」といったレースだった。土曜日のチューリップ賞でも、オープンで好走していながら賞金は足りない1勝馬ウインプリメーラが2着、3着アユサンも950万円とボーダーライン上の馬だった。やはりトライアルはトライアル、賞金がある馬と足りない馬の勝負度合いは良く吟味したいところ。

今週日曜日は、桜花賞トライアルの第3弾となるフィリーズレビュー。ここにも賞金は足りている、川崎の交流GIを勝ったサマリーズ、ファンタジーSの勝ち馬サウンドリアーナ、関東馬でもクロッカスSを勝ったシーブリーズライフ、芙蓉Sのサンブルエミューズと、権利を取らなくとも桜花賞には出走できるであろう馬が出走している。そして上位人気にもなるだけに良く吟味する必要があるだろう。

サマリーズは久々の芝、しかも休み明けでもあり本番前の様子見的なレースと見える。関東馬シーブリーズライフは本番と同じコースと長距離輸送を経験させる意図、サンブルエミューズも本番まで岩田騎手の騎乗が決まっているだけに、トライアルである事には違いない。サウンドリアーナも本番でも戸崎騎手の騎乗が決まっているだけに、感触を掴む意味でのトライアルとなるのだが、この馬に関しては、5戦2勝の2勝が1400m、負けた3戦がマイル戦でもあり、本番よりもココを獲りに来た感はある。得てしてこういうタイプが勝つレースでもあり、賞金を持っている組では最も臭い存在だ。では、賞金の無い組では…

前走、鮮やかな差し切り勝ちを見せたメイショウマンボだろう。その前走は、残り2ハロン(400m)で強烈な脚を見せたが、その2ハロンは11秒3ー11秒3というレースラップ、それを瞬く間に差し切ったのだから、強烈どころか鬼脚と言っていいだろう。

鞍上には騎乗停止中の武幸四郎騎手の代打で川田騎手が手綱を取る。この代打も本番では武幸四郎騎手に戻る事がほぼ決まっており一回だけの代打。ならば是非とも結果が欲しいところで、川田騎手にとっても目一杯のレースになる。しかも川田騎手にはお手馬でめぼしい牝馬クラシック候補が居ないだけになおさらだろう。賞金が足りない組ではこの馬が注目だ。

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