採れたて!トレセン情報
第178回[2013年1月25日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【こべら賞】注目の中京3歳特別戦!!
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●シェイクVSシェイク●
近年の勝ち馬はサンカルロ、インプレスウィナー、フォーエバーマーク、セイクレットレーヴ、すべて現役のオープン馬達で、NHKマイルCに直結しているわけではないが、出世レースとしては捉えることはできる。人気の中心は関西馬のティーハーフとプレイズエターナル。ともにダーレージャパン生産でシェイク・モハメド氏がオーナー。
なぜ同じオーナーの馬が2頭出しになったかだが、やはり手薄なメンバー構成と東京を経験できて距離も最適、賞金を加算できれば今後の選択が非常に楽になるなど、各陣営の思惑が同じになるからだろう。
先に名乗りを挙げたのはプレイズエターナル。主戦の池添騎手には年明け早々に打診があったらしく、「どうしてもお願いしたい」と強い要望だったとのこと。その後、ティーハーフが出走を表明。どちらも短距離志向が強いだけに、かえで賞以来の再戦となった。
実績は朝日杯FSで5着のティーハーフが上だが、対戦成績ではプレイズエターナルに軍配。先に名乗りを挙げた意気込みを買うか、実績を重視するか。激しい追い比べが観れそうだ。
【関西事情通チョッといい話】
●注目の中京3歳特別戦!!●
裏開催とは言え、元々が名古屋という都市での開催、そしてコースがリニューアルした事によって、以前の小回りで直線の短い「ローカル競馬場」の雰囲気も無くなり、東京や京都と並ぶ「第三の中央開催」とも言える中京競馬。馬の質やジョッキーの質も以前より高くなっている。
そんな中京競馬、土曜日のメインレースは1000万条件戦だが、その前の3歳特別戦はこべら賞は注目の一戦となりそうだ。
特別登録の段階では27頭とフルゲート必至だったこのレース、ふたを開ければ11頭立てと、意外にも少頭数での競馬となった。その大きなワケのひとつは、前走の新馬戦が同日の最終レース古馬1000万条件よりも速い時計で勝ったメイショウロフウの存在があるからだ。その時計だけでもビックリだが、ブッ千切った2着馬スマートレパードが先週9馬身差で圧勝し、たまたま出た怪時計では無いことを証明した。よって「アノ馬には敵わない」と、東京や京都のレースに分散した様だ。
そんな「避ける」陣営が多い中、「メイショウロフウにだって負ける気はしない」と強気なジョッキーがいる。ミヤジエルビスの手綱を取る和田竜二騎手だ。師匠の岩元厩舎の管理馬や、お手馬が重賞を使う時などを除き、普段は中央開催で乗っている和田騎手。それが師匠の管理馬ではない3歳の条件馬のために遠征してくる。それだけでも注目だが、実は鞍上和田騎手は、早くから「相当走る」とこの馬の能力をかなり高く評価していて、それ以上に期待しているようだ。
前走は乗り替わっているが、実は急遽の予定外出走で中山へ行く事が出来ず、仕方なく幸騎手に託した経緯、不本意な乗り替わりだった。
今回は改めて手綱を取るが「出来れば1200mは使って欲しくなかったんですが、ガツンと行くところは無かったので大丈夫です」との事。前走で自分が乗れなかった悔しさもあり、今回は自ら予定を合わせて騎乗する。噂のメイショウロフウ相手に一歩も引かないこの馬、どんな競馬になるのか、軍配はどちらに挙がるのか、またどんな勝ち時計が出るのか、是非注目して欲しいレースだ。
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