採れたて!トレセン情報
第174回[2013年1月13日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【京成杯】その遠征にはワケがあります!?
【関西事情通チョッといい話】
●その遠征にはワケがあります!?●
月曜日の重賞は明け3歳馬による京成杯。年末に行われたラジオNIKKEI杯2歳Sはもちろんクラシックの登竜門として定着しているが、この京成杯もクラシック第一弾の皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる関係で、クラシックを睨む素質馬も出走してくる。特に関西馬の場合は、早いうちに関東圏までの長距離輸送を経験させておきたい事もある。今年も4頭の関西馬が参戦してきた。
筆頭格のラウンドワールド。実はきさらぎ賞のプランもあったのだが、状態が良いこともあり先週末に急遽出走することを決めた。困ったのは主戦を務める岩田騎手。この日は紅梅Sのコズミックショアを始め既に京都での騎乗を決めていたからだ。しかし、6月の阪神デビュー当初から「この馬でクラシック」と話していた馬。その京都で騎乗を予定していた馬を全てキャンセルし、この馬のために中山遠征を決めた。それだけ、「今年はこの馬でクラシックへ」と言う思いが揺ぎ無いのだろう。
因みに、岩田騎手で新馬勝ちしたリグヴェーダも出走している。これもクラシックを意識している厩舎期待馬なゆえ、早めの中山遠征を決めたクチ。鞍上にいつでも替えられるその外国人騎手を起用している事でもその期待度が推し量れる。(関東騎手に頼んでしまうと、勝った場合には替えられなくなってしまう)
外国人騎手と言えばW.ビュイック騎手が中山遠征しており、一見「この馬のために行くのか」と思われそうだが、実のところは本来フラムドグロワールの依頼を受けていたそうだ。それで中山遠征を決めていたところキャンセルとなり横山典騎手になってしまい、同じノーザンF関連のホワイトフリートに収まったという経緯があった。決して勝負の遠征ではないのでご注意頂きたい。
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