採れたて!トレセン情報

第164回[2012年12月8日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【オリオンS】WIN5の軸は外せない、かもしれない

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●実は本命はGIではなくこっち!?●

日曜日阪神で騎乗している三浦騎手。普通に考えれば阪神JFに出走する所属厩舎のレッドセシリアのために遠征してきたように見えるが、実はメインレースの前、オリオンSのノーステアが本命のようだ。

ノーステアの素質を高く評価している三浦騎手が阪神での騎乗を志願。それならということで、後からレッドセシリアがセットでついてきたというわけだ。ちなみに、ノーステアも所属の鹿戸厩舎の管理馬。

もちろん、レッドセシリアを低く見積もっているということではなく、ノーステアに中山での先約を断わってまで騎乗したいと思わせるだけの素質があるということだろう。WIN5の軸は外せない、かもしれない。


【関西事情通チョッといい話】

●阪神JFと言えばこの厩舎!?●

今週は若駒2歳の女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。

今年、初重賞制覇を波きりに、クラシック2冠を制覇しここまで重賞も7勝をマーク、さらにJRA史上最速で通算100勝を達成するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの須貝厩舎から、オツウは残念ながら除外で3頭出しは叶わずも、またもGIに有力馬を2頭出走させる。色々な経験を積んでいるコレクターアイテムは恐らく1・2番人気、もう1頭のローブティサージュも上位人気になるであろう1頭。本当に勢いがある。

しかし、阪神ジュベナイルフィリーズと言えば、先日も取り上げたが、過去5年で3勝、2着と3着がそれぞれ一回という、驚異的な数字を残している名伯楽松田博資厩舎。5年連続馬券対象内に管理馬を食い込ませているだけでも凄いが、その内3回勝っている事が驚異的で「この厩舎御用達のGI」と一部では言われている。

今年も例に漏れず管理馬ディアマイベイビーを出走させてきた。ただ今年は例年とはチョッと違うローテーションで挑んでいる。というのは、ブエナビスタやジョワドヴィーヴルは抽選を覚悟でもローテーションを重視してきたが、今回は前哨戦のファンタジーで敗れた後、中一週で500万条件を勝たせて、また中一週でギリギリ出走という経緯。一見すると「無理使い?」に思えるところ。しかし、その真意は少しニュアンスが違うようだ。

まずファンタジーSの敗戦について。その前のレースで逃げ切り勝ちを収めたが、「逃げて勝った」事に良い印象を持っておらず、そのファンタジーS時には「押さえる競馬」の指示が出ていたそうだ。結果は出負けもあったが、折り合いを欠く競馬で見せ場無く9着惨敗を喫してしまった。そして前走、今度はハナを切りアッサリ逃げ切り勝ちを決めた。名伯楽のこの厩舎らしく、色々試しながら、試行錯誤をしながら、このGIの舞台へ仕上げて来たようだ。

そして気になる今回の作戦は…どうやら逃げても良いという事らしい。2開催開いた後の開幕週だった先週、芝のレースは内が残る傾向もあり、馬場も味方しそうだ。中一週続きも「御用達GI」に名伯楽がGI仕上げで挑むこの馬は、やはり目が離せない。

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