採れたて!トレセン情報
第156回[2012年11月10日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【武蔵野S】イジゲン押し
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●イジゲン押し●
今年のジャパンダートダービーを制し、ダート戦では5戦5勝だったハタノヴァンクール。間違いなく3歳ダート路線のトップホース。だが、ご存知のとおり、先週行われたみやこSで古馬と対戦し惨敗。後方からまくるという、自分の形にすら持ち込めなかったように、古馬との力の差は大きかったようだ。
しかし、まだ底を見せていない3歳馬が武蔵野Sで歴戦の古馬の壁に挑む。無敗ではないし、ハタノヴァンクールと1度対戦して敗れているが、器の大きさは互角以上、のはず。そう、当欄で何度も取り上げているイジゲンだ。
ハタノヴァンクール同様、荒削りなレース内容がその能力の高さを際立たせる一方で、気性面での幼さがあるため、モロさも同居していながらもオープンまで昇ってきてしまうあたりが末恐ろしい。来年は間違いなくダート界を牽引する存在になっているはず。ならば、先物買いしておくべきだろう。
なぜなら、ここで古馬を撃破することになれば、今後ますます単勝のオッズが低くなってしまうから。ムーア騎手を配してきたことも人気に拍車をかけるだろうが、安心感が増すと考えれば仕方なし。実際、武蔵野Sに騎乗する関東の騎手数人に注目&注意している馬はと質問したところ、やはりイジゲンの名前は挙がってきた。のるかそるかは、あなた次第です。
【関西事情通チョッといい話】
●【続】GI裏の東京も熱い!!●
先日の菊花賞当時、東京へ遠征していた和田騎手には、実はナムラビクターの依頼とほぼ同時期に、菊花賞に出走するニューダイナスティの騎乗依頼も貰っていて、それを断ってブラジルCに挑んでいた話をお伝えした。GIの舞台、ましてや3歳クラシックと言えば、乗れるだけでも大変な事、経験にもなる。ゆえに、普通はたいてい受けるところなのだが「ダートなら大きいところを狙える」と踏んでいたことと、巻き返しの場でもあり「他のジョッキーには譲りたくない」という思いもあったようだ。そしてキッチリ結果も出した。
今回、再び同じような状況があった。実はナムラビクターの依頼とほぼ同時期に、エリザベス女王杯に出走するお手馬マイネジャンヌの依頼も受けた。今度は前回とは違い、マイネジャンヌは自らが乗って結果を出している馬、選んでも良い場面だが、彼の選択は再びナムラビクターだった。その理由は、前走を勝ったことはもちろん、さらに上を狙える器だと言う手応えを掴んだからこそ。イジゲンあたりが人気になるが、実際レパードSでは先着しており、その和田騎手の手応えを推して量れる。ここを勝てばジャパンカップダートへの出走も叶う可能性が高く、前走以上に結果が欲しいところ。どんな競馬を見せてくれるか、注目だ。
因みに、今週月曜日にJBCクラシックを勝ったワンダーアキュートもジャパンカップダートへ駒を進める予定。もし予定通りナムラビクターも駒を進めた場合、和田騎手にとってはさらに悩ましい状況、その時どちらを選ぶのか…
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