採れたて!トレセン情報
第121回[2012年7月20日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【札幌開幕週】三浦皇成騎手に注目
【関西情報通チョッとイイ話】
●北の地はすっかり世代交代!?●
先日もお伝えしたが、今年の北海道シリーズはジョッキーの世代交代の波が来ている。例年なら藤田騎手、岩田騎手、横山典騎手辺りがリーディング争いをするところ、先週までの函館開催のリーディングは、トップが吉田隼人騎手、2位は三浦皇成騎手、3位にも川須栄彦騎手と、すっかり若手が台頭している。
川須騎手は今週から拠点を栗東に戻し、中京=小倉を主戦場に騎乗するが、函館リーディングジョッキーに輝いた吉田隼人騎手、そして2位の三浦皇成騎手もは引き続き札幌で騎乗する。
その函館で1勝差(2着の数は上だったため並べば逆転だった)で涙を呑んだ三浦皇成騎手、本人はかなり悔しかったそうで、この札幌に対する思いは相当強く「札幌のリーディングを取るという強い気持ちで臨みます」と力が入っている。
開幕週の今週は土曜日11頭、日曜日9頭の計20頭に騎乗と開幕ダッシュを掛けられる多頭数騎乗、初日から目が離せない注目のジョッキーだ。
●大切な札幌開幕初日に中京へ!?●
今週から開幕の札幌開催。札幌を主戦場として騎乗する騎手達にしてみると、開催リーディングはもちろんだが、その開催の騎乗馬を確保するためにも開幕週の騎乗馬と結果は非常に重要。1週目に出走する馬は大概札幌で2・3戦は使う。ゆえに1週目に跨る馬で良い結果を出せば、その後も騎乗依頼がある事はまず間違いない。さらに1週目にアピールできれば開催を通しての騎乗依頼も増えることも明らか。この1週目の結果が札幌開催での明暗を分けると言っても過言ではない。
そんな大切な開幕週に、札幌を主戦場としていながら、初日は中京へ逆遠征するジョッキーがいる。しかも重賞の無い日に。
函館リーディングに輝いた吉田隼人騎手と同期の藤岡佑介騎手、中京メイン飛騨ステークスで騎乗するガンジスのために札幌ではなく中京遠征を決めた。重賞でもないのに、ジョッキーがこういった行動をする時は特別な思いがあるからこそ。このガンジスは、古馬相手にどんな競馬をしてくれるかの楽しみもあるが、今回がどうこう言うよりも、先々の将来性が高く「自分で乗っておきたい」という思いから遠征を決めた。超一流とは言わずも年間50勝前後はするジョッキーがそこまで思い入れる馬、このガンジスは今回も注目できるが、秋、そして古馬になってからもどこまで出世してくるのか、長い目で注目してみたい一頭だろう。
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